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矛盾と混沌
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超客観的ミニマル言語:"物体記述語"Lv.1

どうも矛盾と混沌ですー
ミニマル言語のちょっと面倒な点は記述が冗長になってしまうところ主観的な記述になってしまうところだと個人的に思います。
この言語は、物体の形状に着目することによって客観的に、かつ単純にある語を表すことを目的としています。
説明が複雑でわかんなかったらとりあえず例だけ見ていただければ大丈夫です。

音韻

/p b m t d n c[t͡ʃ] k g n y[j] r[r~ɾ~ɹ] l f v s z sh(š)[ʃ] j[ʒ] h/
/a e i o u aa(ā)[aː] ee(ē)[eː] ii(ī)[iː] oo(ō)[oː] uu(ū)[uː]/
括弧内はキーボード環境が整ってたらこっちつかってほしいなーっていう書き方です。
特殊な例として,yは基本的には[j]の音を表しますが,/i/,/ii/の前後では[ʝ~ɣ]で発音します。

文法

単語を構成するのは「要素」と呼ばれる形態素の集合です。

要素

(サイズ-材料)-形状-(数)-動作
(w/y/h-母音-)-子音-(i/ii)-母音

()内は省略可能ですが、(サイズ-材料)は仲良しなので片方だけを省略することは語中ではできません。サイズが中立(h-)の場合には語頭ではh-を省略することができます。

これを組み合わせて「語」にします。

名詞の時

<要素を1個以上>

動詞の時

(要素を1個以上)-r-(主語の動作)

よくわかんないと思いますが、例を見ると早いです。

要素

tie
円柱-動く
「円柱が動く/動く円柱/タイヤ」
yipo
小さい-金属製の-球-出る
「弾丸が発射される/発射される弾丸」
yokīē
小さい-動物性の-足の有る物-双数-動く
「二匹の虫が蠢く/蠢く虫」

名詞

tiewibē
円柱-複数ある-動く-大きい-金属-箱-移動する
「タイヤがある金属の大きい箱が移動する/自動車」
tiebē「タイヤがある箱が移動する」 でも伝わりますね。

動詞

uluhure
有機的-何か-入る-中立-動物的-主語-動く
「動物的主語が動く&有機的何かが入る」=「何かを食べる/飲む」

tiewibēru
「主語が入る&自動車」=「自動車に乗り込む」

文法

語順

SVO,修飾は複合語にして行う。
コピュラ文は主語-述語の順番で、繋辞はない。

時制,法など

時制は無いです,過去時制や経験はlaspa(m)「何かの情報が(私に)ある」、未来時制や仮定法はlaspla(m)「何かの仮想が(私に)ある」を文の前に置きましょう。命令法はとくに変化は無く相手に向かって言うだけです。

例文

laspa me lure grayebu.
情報がある 私は動く 主語が動いて何かが入る 利益の有る小さな植物的直方体
「私は(豆腐/角砂糖/カステラ…?)を食べた(ことがある)」

mee tiewbērē, jasārē.
私は自動車に乗って移動し,海(液体がある水平面)に移動する。

na lāra zasahūkā.
あなたはイス(垂直面と水平面がある、無機的な、脚のある物)にいる(座る/立つ…)

形態素一覧(とってもミニマル!)

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良い や 悪いという表現や色の表現はありません。客観的ですね。

まとめ

この言語でパソコンってなんていうんだ…?あー、曲がるとこがある二つの機械の板だから、stahaaviiか。
この言語で人間ってなんていうんだ…?あー、動物的な脚が有る物体ok か…「球体(頭)がある」とか「言葉を出す」とかでもっと限定しても良いな…
この言語で「人工言語」ってなんていうんだ…?人間が動く(働く)ことで有れる、情報を持つ音だからokespakrか…
この言語は他のミニマル言語と同様、物体の詳細な観察叙述の努力によって成立する言語です。いろんな表現力も磨かれることでしょう。

うーん…はっ、形態素をもっと拡張した言語はもっと詳細な叙述言語になるのでは?!
t'ūqhärkšaŧiřduȟłenp'üžē…

to be continued(?)

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