こんにちは,渡久地です.
この記事はapata語の文法などを解説するものとなります.
今回は比較文についてです.
2024-02-12: 「この」「あの」を表す方法の変更に対応
比較(…より)
「BよりAが(形容詞)だ」のように2つのものを比較する際には"A uadun (形容詞) B mide"と比較対象に"mide"の後置詞を使用します.
- sel'kra tárm mukuadun kaurn sel'tim mide. 「この本はあれよりも赤い」
最上(最も…だ)
「AがBの中で最も(形容詞)だ」のように「最も…だ」を表す場合には"A uadun g'ri (形容詞) B mide"と比較対象に"mide"の後置詞を使用し,形容詞を"g'ri"で修飾します.
この時,比較対象は基本的に複数となります.
- sel'kra tárm mukuadun g'rí kaurn kem lgxíka mide. 「この本はそれらの中で最も赤い」
"g'ri"で修飾されずに比較対象が複数となっているだけの場合もあります.
- sel'kra tárm mukuadun kaurn kem lgxíka mide. 「この本はそれらの中で最も赤い」
今回は以上です.閲覧ありがとうございました.
古い順のコメント(0)