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ぴぴ いちろ(PIPI Icxiro)
ぴぴ いちろ(PIPI Icxiro)

投稿 • 元記事は aemondo.pages.dev で掲載

アエモンド語2026年10月改訂――方向語・開閉語・日付時刻・感嘆文

Ocuton!(お疲れ様です!)

日本エスペラント大会おつかれさまでした。また来ていただいた方ありがとうございました。
日本エスペラント大会も終わり、ようやくアエモンド語を更新できました。

今回は、実際の会話での分かりやすさや、文を作るときの規則性を考え、方向語・開閉語・日付時刻・感嘆文を中心に見直しました。

アエモンド語の仕様変更 (2026年10月版)

詳しくは公式サイトにまとめましたが、主な変更点を、変更理由とともに紹介します。

1.上下左右を独立した基本語にする

上下左右を表す語として、次の4語を採用しました。

意味 形容詞形 語根 頭文字
上 uptra uptr- U
下 dotora dotor- D
左 letora letor- L
右 riktra riktr- R

会話でとっさに方向を伝える場合、反対語を作る接頭辞 mal-を使った語よりも、それぞれ異なる音を持つ独立語の方が聞き分けやすいのではないかと考えました。
また、英語の up・down・left・right と同じく、頭文字がU・D・L・Rになるようにしています。
地図やアプリのボタンなどで一文字に省略する場合にも、意味を推測しやすくするためです。
4語は形容詞語尾 -aで終わります。名詞形と副詞形も、通常の規則によって作れます。

意味 形容詞形 名詞形 副詞形
上 uptra uptro uptre
下 dotora dotoro dotore
左 letora letoro letore
右 riktra riktro riktre

これに伴い、従来の supra・malsupra・maldekstra・dekstraは廃止します。

2.東西南北も頭文字を統一する

東西南北は、次の4語としました。

意味 採用語 頭文字
東 easto E
西 westo W
南 sudo S
北 nordo N

北と南は従来の語を引き継ぎ、東と西を変更しました。
こちらも、地図などで広く使われるE・W・S・Nの表記と対応させることを重視しています。
この変更により、東を表す orientoと、西を表す okcidentoは基本的に廃止します。ただし、これらの語根を含む既存語をどうするかは、今後の課題とします。

3.「開く」と「閉じる」を独立した語根にする

従来は、閉じることを表す ferm-に mal-を付けて、開くことを表していました。
今回の改訂では、開く側に独立した語根 apert-を採用します。

意味 語形 自他
開く aperti 自動詞
開ける apertu 他動詞
閉まる fermi 自動詞
閉める fermu 他動詞

アエモンド語では、自動詞と他動詞を語尾によって区別しています。
実際に述語として使用する場合は、次のようになります。

Mi we apertus pa pordo.
私はドアを開けた。

Pordo we apertis.
ドアが開いた。

Mi we fermus pa pordo.
私はドアを閉めた。

Pordo we fermis.
ドアが閉まった。

「開ける」と「閉める」は、誤って伝わると困る場面もあります。そこで、mal-の有無だけで区別するのではなく、異なる語根を使うことにしました。

4.日付と時刻の表し方を変更する

年月日や時刻を表す語も、一部変更しました。

意味 単位語
年 yaro
月 mogo
日 dego
曜日 wego
時 horo
分 mico
秒 seco

日付や時刻を示す場合は、「単位語+数字」の順にします。
日付の前には基本的に daton、時刻の前には tamonを置きます。文脈から明らかな場合は省略できます。

daton yaro 2026 mogo 10 dego 10
2026年10月10日

tamon horo 19 mico 20 seco 30
19時20分30秒

曜日も同様に、wegoの後ろに数字を置きます。月曜日を1、日曜日を7として、例えば土曜日は wego 6と表します。
一方、期間や数量を表す場合は、反対に「数字+単位語」の順にします。

3 dego
3日間

2 mogo
2か月間

19 horo 20 mico
19時間20分

この語順の違いによって、「10日」と「10日間」、「19時」と「19時間」を区別します。
数字を序数に変えず、そのまま使えることも重視しました。

5.感嘆の対象を waeで示す

感嘆文では、感嘆の対象となる単語の直前に、感嘆標識 wae(ワーエ)を置きます。
文全体の基本語順は変更しません。

Suno te wae brilis!
太陽はなんと輝いていることか!

単に文頭へ感嘆語を置くだけでは、文中の何に驚いたり感動したりしているのか、分かりにくくなる場合があります。
そこで、対象の直前に waeを置くことで、感嘆の範囲を明確にしました。
基本語順を保ったまま使えるため、文も比較的作りやすいのではないかと考えています。

6.そのほかの変更

今回、次の語も変更しました。

不定的な接尾辞
従来の不定的な接尾辞 -um-を、-uv-へ変更します。意味と用法は従来の -um-を引き継ぎます。
空いた -umは、元素名を表す語尾として使用する予定です。各元素名の変更は、次版での実施を予定しています。

言語を表す lingo
lingvoから vを除き、lingoへ変更しました。
言語名は原則として、国や民族などを表す語根に lingoを付けて表します。

  • japanlingo:日本語
  • itallingo:イタリア語 文脈から言語名だと明らかな場合は、lingoを省略できる余地も残します。

今後について

今回の改訂では、もし実際の会話で危険や回避の場面を想像したとき、間違いが起きないことを重視しました。
一方で、独立した語根を増やすと、それだけ覚える単語も増えます。このバランスが本当に適切なのかは、まだ考えているところです。

アエモンド語の仕様変更 (2026年10月版)はこちら

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