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さざんか(Cada Endefluhna)
さざんか(Cada Endefluhna)

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フェルーリエ語のごしょうかい

はじめに

 皆様お久しぶりです。さざんかです(毎回言っている気がする)
 今回はskytomoさん主催のアドベントカレンダー企画の関係で久しぶりに記事を執筆してみました。いぇい。

 で、今回はなのですが。まず前提として現在、私は「共同創作機構「亜空世界」」という共同世界観創作に参加しておりまして。その中でフェルーリエ王国という国を担当させていただいているのですよね(別名国家フランチャイズ制)

 それはさておき。まあ、世界観を作る──つまり今回の場合、世界史や地理を作るという意味になりますが、そうなると国名地名や人名その他の名前を色々と名付けなければならないわけです。

 で、別に名付けるだけでもいいわけですが、本気で世界観を創作するとなると「ここ語族あった方が楽しいよね」となるわけです。
 となると当然各国に言語が生えてくるわけで。……植民地にされていた地域であれば、その宗主国の言語が使われているという場合もありますが、まあ地球の言語状況を考えていただければわかると思います。

 「本気で創作するなら言語、必要なのでは」。これ、人工言語界隈民の一定数が経由してくるルートなのですよね。他ならない私がそうでした。

 ……というわけで。共同世界創作で言語制作が(局所的に)広まったりするなどしている(もちろん全員に強制するわけではないですよ? 創作は楽しくてやるものですし)のは嬉しいのですがそれはさておき。
 私も言語を作り始めているのでご紹介しますというお話ですね。で、なぜ書きたいな~と思ったかと言いますと。まあ、あくまで共同で世界観を創作するプロジェクトなので言語創作がメインというわけではないのですよね(何名かはいらっしゃるのですけれどね)。

 つまり、こだわりポイントを語っても流れてしまいがちなわけです(言語創作者のなげき)。
 というか他人の言語制作のこだわりとか気になりません?(私は気になります)

 とはいえ。最新版はwikiの方にありますし「なら途中のを上げればいいのでは」となりまして。
 ……そういうわけで「作りかけ」のver0.5で放り込んだこだわりポイントについて語っていきたいと思います(記事を書いた後で設定が増えて「記事書き直すのめんどうくさいなぁ」とかなったわけではないです。えっ嘘でしょってそんなことは……ありますごめんなさいめんどうくさいなってなりました)
 
 
 

フェルーリエ語とは

 はい。というわけでフェルーリエ語、まだまだ未完成なのですが色々とこだわりポイントがあるので語っていきたいと思います。
 
 
 

音素

 というわけでまずは子音と母音を列挙していきますね。

両唇 唇歯 歯茎 後部歯茎 硬口蓋 軟口蓋 声門
破裂音 p,b t,d k,g
鼻音 m n ɲ
ふるえ音 r
破擦音 t͡ʃ,d͡ʒ
摩擦音 f,v s ʃ ç h
接近音 β̞ j
破裂音 l ʎ

 はい。なんかハ行のあるイタリアンという雰囲気が香った……というのがたぶんあっていますそれで。カ行やガ行が前舌母音などの前でチャ行やジャ行になっていますので……あとlとnもですね。はい。

 というわけで、綴り字(正確にはラテン文字転写)の本来の読みとその口蓋化パターンについて表にしていきますね。口蓋化は母音字iやeの前、また半母音字のyの前で起こります(他にwも半母音字ですがこちらでは口蓋化は起きません)。
 さらにいえば、口蓋化を起こしたiやyは直後に母音字があると読まれなくなります。

転写 通常 口蓋化 転写 通常 口蓋化
p p f f
b b v v
t t s s
d d z (特殊)
c k t͡ʃ ch ʃ ʃ
g g d͡ʒ x h ç
m m h (読まない)
n n ɲ y j
r r w w
l l ʎ ts f

 以上が(現地の文字で)一文字で表せる設定の子音です。口蓋化が部分が空白になっているところは口蓋化しない子音字です。

 え? しれっとtsが/f/と発音するのはなぜ、ですって?
 これは無声歯茎破擦音が無声歯摩擦音を経由して唇歯摩擦音になったという歴史的変化を設定したせいですね。ただし現代では言文一致的な感じでほぼ使われませんので安心してください。
 zも特殊と書きましたが、上の子音音素リストにzがないことから察してください。母音に挟まれるとrになって、それ以外だとs……という設定でしたがこちらも言文一致的なあれでほぼ消滅。やったね(語源が追いにくくて言語研究者的にはよくない)。

 また、ここにはありませんが現地の文字でも二文字で表現する音としてdzによる/v/がありますがtsの有声音版の一言で説明がつきます。

 あと時々環境次第で必須ではないながらも声門閉鎖音が出てきたりしますがまあそれは必須ではないので……。
 
 
 

母音

 というわけで流れで母音も説明していこうと思います。

前舌 中舌 後舌
狭母音 i,i: u,u:
半狭~半広母音 e,e:,ẽ o,o:,õ
広母音 a,a:,ã

 母音、これで全部……なのですが。長母音は「開音節のアクセント音節」にしか現れません。また、閉音節で音節末子音がnかmで表される音節は鼻母音化します。
 とりあえず色々な綴り字の母音を上げていきますね。まあ例外はあるのですが。

綴り字 通常の母音 長母音化 鼻母音化
a a e: ã
á a o: ã
e e i: ã
i i i:
o o u: ã
u u u: õ
ú u u: õ
ia ia ie:
ie ie i:
io io iu:
iu iu iu:
ei e i: ã
eu o u: ã
ai e i: ã
ái e i: ã
au o u: ã
áu o u: ã
oi e i: ã
ou o u: ã
iai ie i:
iái ie i:
iau io iu:
ioi ie i:
iou io iu:
iui iβ̞i i:β̞i,iβ̞i: iβ̞ẽ,i: β̞ẽ
uiu iu iu:

 母音は開音節のアクセント音節の影響で長母音化すると一段高くなります。また、鼻母音化すると(アクセント音節でも)一段低くなります。シンプル。もちろんiは上で書いたように後ろに母音字が来ると前の子音を口蓋化した際に消えてしまうなどします。
 それ以外は大体素直に読めば大丈夫、なはず。
 
 
 

文法

 
 

格変化

 というわけで音韻の次は皆様大好き(本当に?)文法タイムです!
 ……と言いつつも記事執筆時点ではまだwikiにも載せていなかったりするのですが(こら)。

 現代フェルーリエ語は7つの格と2つの数を区別する能格言語です。
 屈折語の予定ですが、まだ具体的な屈折までは決まっていなくて、語尾だけが決まっている部分が多いです

 ちなみに、なぜ能格言語になったかといえば「世界観創作者が中心なら他の方はあんまり能格言語なんて日英にない文法やらないでしょ」と思ったからです。
 というわけでヨーロッパ的な国なのに語順がSVOではありません。能格言語を語る上だと不正確ですがSOV語順、といった感じになります(能格言語風にいえばAPVです)。
 格が7つしかないので、残りは前置詞で表現しますがラテン語やドイツ語を見習って格支配があります(そこ! 正確には英語にもあるとか話をややこしくしない!)。

 というわけで「妖精felo」という単語を例に格変化を見ていきましょう。

単数 複数
絶対格 felo felois
能格 felon feloichin
与格 felovo feloivo
具格 felof feloissof
奪格 feloi feloichi
処格 feloina feloichina
属格 feloille feloiche

はつおん(かなてんしゃ)

単数 複数
絶対格 ふぃーろ ふぃーれす
能格 ふぃーらん ふぇりーしぇん
与格 ふぇるーゔぉ ふぇりーゔぉ
具格 ふぃーろふ ふぇれっそふ
奪格 ふぃーれ ふぇりーし
処格 ふぇりーな ふぇれしーな
属格 ふぇれっりぇ ふぇりーしぇ

 見ての通り、アクセントとか母音融合とかのせいで綴り字に見合わず語幹の発音も変化したりしています。
 ちなみに今回は一語だけでしたが、語末がどんな感じの文字かによって、若干どんな変化をするかが変わります(気になる方はwiki見てね)(誘導する作戦)。ちなみに古代語から作って現代語だけ出しているだけなので、古代語だともっと膠着語じみているので皆様安心してください(何が?)。
 もちろんこれは一例で、単語ごとに若干変わってくる部分も多々あると思います。

 ついでなので人称代名詞も放出しておきます。ちなみに物に対して使う代名詞や指示代名詞などはまだです……。

綴り字 1st.sg 2nd.sg 3rd.sg(ひと) 3rd.sg(もの) 1st.pl 2nd.pl 3rd.pl
絶対格 ge wai le me cai vem
能格 gen vun wain len men cain vemfen
与格 gedo vudo waido levo mevo caido vemvo
具格 giof vof wauyof liof miof caiyof vemfiof
奪格 gi vi wi li mi chi vemfi
処格 gina vina wina lina mina china vemfina
属格 gelle vulle waille elle melle caille vemfille

 絶対格はさておき、与格が二系列ある以外はわりとそろっているので屈折語度はわりと低めです(何なら代名詞では少なくとも奪格にnaをつければ処格になりますし)。もっとカオスなのを期待してくださっていた皆様には申し訳ありませんとしか言いようがありません……。
 せいぜいカオスなのは絶対格と奪格の発音がかぶりやすいことぐらいですかね? あとvとdが出てくるところとか。

 ちなみにúは実質uです。唯一違うのは、語末の開音節にuが単独で現れた場合は/e/と発音されるのに対し、こちらは語末でもきちんと/u/と発音されるということぐらいです。
 
 

活用

 名詞や代名詞の次は動詞の活用です。こちらは能格言語でありながら対格型であり(古代においては対格言語だったのが能格言語に変わった設定なので……)、自動詞は絶対格、他動詞では能格に一致を起こします(他動詞主語を能格にさえすればヘーキヘーキ)

※ちなみにこちらも作成途中のものを上げているのでガラリの危険性はあります

ife(である)(コピュラ) 現在分詞ivem 過去分詞ifi

綴り字 直接法現在 直接法過去 条件法現在 条件法過去 希求法
1st.sg ige ittige ivenge iventige ibege
2nd.sg ivu ittivu ivemu iventivu ibadu
3rd.sg iwi ittiwi ivenui iventiwi ibawi
1st.pl ime ittime ivemme iventime ibame
2nd.pl icai itticai ivencai iventicai ibacai
3rd.pl ivem ittivem ivemvem ibventivem ibadem

fate(する) 現在分詞fadem 過去分詞fati

綴り字 直接法現在 直接法過去 条件法現在 条件法過去 希求法
1st.sg fagen fattigen fadenge fadentige fabage
2nd.sg favun fattivun fademu fadentivu fabadu
3rd.sg fawin fattiwin fadenui fadentiwi fabawi
1st.pl famen fattimen fademme fadentime fabame
2nd.pl facain fatticain fadencai fadenticai fabacai
3rd.pl favemfen fattivemfen fademvem fadentivem fabadem

 はい。ロマンス諸語のあれですね。現在分詞はロマンス語リスペクトで三人称複数から取って来ていたりします。そしてここでもvとdの対立がありますが、これは祖語に遡るものなのでカオス度を考えてやめておきます(少しだけ言っておくと、さっきのdzの綴りとかいう言文一致で排除されたあれが/v/と発音されるのと関係しています)。

 そして。「する」の直接法の活用だけなぜか謎の「-n」がありますね? これは、人称代名詞の能格形がくっついた形だからです。
 他動詞の直接法には能格形が、それ以外(自動詞全般や他動詞の条件法)には人称代名詞の絶対格がくっついていたりします(本当はもっと崩すべきなのかもですが私にできるはずがなかった)

 他動詞なのに条件法だと絶対格がつくのは、条件法に特徴的な「ba」が存在動詞(自動詞)の語根に由来するものだからですね。というか、各動詞の語幹に自動詞「ba」をくっつけると条件法になると言った方が正しいかもしれません……(さざんかはぽんこつなので非自然言語的かもしれませんが適当な言語はカオスな方が楽しいので)。

 もちろんここからガラガラ変わる可能性はあるんですけどね!
 (あと能格言語なので受動態に過去分詞を……とかはないと思います。念のため)

語りまくりターイム

 というわけでフェルーリエ語ver0.5的なのを皆様にはお出ししたわけですが。
 ちょっとだけこだわりについて語らせてください。「ごしょうかい」と書いておきながら実際は語りたくて仕方がない言語創作者なので……。

 上の方で少し話した気がしなくもないですが、能格言語にした理由はシンプルです。世界観創作という都合上、言語創作者はおそらく少ないはず……ということは作られる言語も変わり種は少ないはず……という思考になりまして。
 じゃあ変わった言語はないかなと思って入れたのが能格要素です。位置的にはヨーロッパ的地域の西側の島なのでミニブリテン島みたいなものですが、ヨーロッパ本土にはバスク語がありますし。

 そして音韻面。まあイタリアンな言語は他の方がしていらっしゃる(情報はまだまだ少ないですが……)一方で、「大母音推移」とか「鼻母音化による母音の広まりの増加」とかはあんまりしていないのでは、と思ったわけです(実際は「大母音推移」は短母音と長母音を書き分けた上でしている方がいました)

 そしてもちろん、語族を作らないといけないので周辺の言語の現在公開されている情報も参考にしつつ組み立ててはいます(だから動詞の活用はそのままで放置されているというのもあるのですが……)。

 はじめての能格言語で、それも対格言語から変化したとかいうあまり聞かない設定でしているのでものすごく手探りですががんばります。がんばります……。

 そういうわけで言語に色々と放り込んでみましたというだけの記事でした(雑なまとめ方)。
 
 
 

おわりに

 というわけで記事を書いてきました。久しぶりでしたが新しい言語があってよかったです。そしてさざんかからは「世界観創作も沼でした」とだけお伝えしておきます。上で大体語ってしまったので……。

 あとひとつお伝えしておきますと、デナスティア語をやめたりはしませんからね! 今は進捗がほぼないだけですからね!
 
 
 

付録のakrantiain(いつもの)

 というわけでせっかくなのでフェルーリエ語のakrantiainも貼っておきます。え、話がまた音韻の話に戻っているし「おわりに」よりも後なのは話題の順番がおかしいのではないか、ですか?
 akrantiainを読みたい方なんて少数派でしょうし(さざんか予想)、最後でいいかなという感じでこうなりました。ほら「付録」って書いてありますし。ね?

※かなりのクソakrantiainなのはさざんかのスペックによる仕様です

#フェルーリエ語#

PUNCTION = "." | "," | "!" | "?" | "-";

#文字#
p = "p" | "p'"; b = "b" | "b'"; t = "t" | "t'";
d = "d" | "d'"; c = "c" | "c'"; g = "g" | "g'";
m = "m" | "m'"; n = "n" | "n'"; r = "r" | "r'";
f = "f" | "f'"; v = "v" | "v'"; s = "s" | "s'";
z = "z" | "z'"; x = "x" | "x'"; h = "h" | "h'";
ch = "ch" | "ch'"; ts = "ts" | "ts'";
dz = "dz" | "dz'"; l = "l" | "l'";

y = "y" | "y'"; w = "w" | "w'";

a = "a" | "a'"; aa = "á" | "á'"; e = "e" | "e'";
o = "o" | "o'"; i = "i" | "i'"; iii = "ï" | "ï'";
u = "u" | "u'"; uu = "ú" | "ú'"; uuu = "ü" | "ü'";

con = p | b | t | d | c | g | m | n | r | f | v | s | z | x | h | ch | ts | dz | l;
pcon = p | b | t | d | c | g | f | v | s | z | x | ch | ts | dz;
rcon = r | l;
ncon = n | m;
shcon = ch | n | l | c | g | x;
shmake = i | e | y | iii;
semv = y | w;
vow = a| aa | e | o | i | iii | u | uu | uuu;
cons = con | pcon rcon;
vows = vow | vow vow | vow vow vow

#音節定義(頭nr系除く)#
onsetu = cons vows | cons semv vows | cons vows con | cons semv vows con;

#半母音音節定義#
hanonsetu = semv vows | semv vows con;

#最終音節定義#
last = onsetu ^ | hanonsetu ^;



#複数文字発音ほか#
"ts" -> /f/; "dz" -> /v/; "ch" -> /ʃ/;
!c "h" -> //;



#鼻母音#
( e i | e u | a i | aa i | a u | aa u | o i ) ncon !( vow | semv ) -> /ã/ //;
o u ncon !( vow | semv ) -> /ã/ // //;

( i | iii ) ncon !( vow | semv ) -> /ẽ/ //;
( u | uuu | uu ) ncon !( vow | semv ) -> /õ/ //;
( o | e | a | aa ) ncon !( vow | semv ) -> /ã/ //;


#声門破裂音出現環境#

u w ( o | u | uuu | uu | e u | a u | aa u | o u ) last -> $ /ʔ/ $ $;
( e u | a u | aa u | o u  | o | u | uu | uuu ) w u ^ -> $ /w/ /e/;
u w u !( ^ | ncon ) -> $ /ʔ/ $;
u w ( uu | uuu ) -> $ /ʔ/ $;
( e u | a u | aa u | o u  | o | u | uu | uuu ) w uu ^ -> $ /ʔ/ $;

!shcon ( i | iii ) y ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i | i | e | iii ) last -> $ /ʔ/ $ $;


#口蓋化などで消える母音など#
shcon ( i | y | iii ) vow -> $ // $;
con u vow -> $ // $

#長母音#
y ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) last -> // /i:/ $;
( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) last -> /i:/ $;
^ y ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) ^ -> // /i:/;
^ ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) ^ -> /i:/;
^ cons y ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) ^ -> $ // /i:/;
^ cons ( i e i | i a i | i aa i | i o i | e i | a i | aa i | o i ) ^ -> $ /i:/;


w ( e u | a u | aa u | o u ) last -> // /u:/ $;
( e u | a u | aa u | o u ) last -> /u:/ $;
^ w ( e u | a u | aa u | o u ) ^ -> // /u:/;
^ ( e u | a u | aa u | o u ) ^ -> /u:/;
^ cons w ( e u | a u | aa u | o u ) ^ -> $ // /u:/;
^ cons ( e u | a u | aa u | o u ) ^ -> $ /u:/;


y i u ( i | iii | i con | iii con ) ^ -> // /i:/ /β̞/ $;
y i u ( i | iii ) last -> // $ /β̞/ /i:/ $;
i u ( i | iii | i con | iii con ) ^ -> /i:/ /β̞/ $;
i u ( i | iii ) last -> $ /β̞/ /i:/ $;

y ( i | e | iii ) last -> // /i:/ $;
( y | y i | i ) ( i | e | iii ) last -> // /i:/ $;
( i | e | iii ) last -> /i:/ $;
^ y ( i | e | iii ) ^ -> // /i:/;
^ ( i | e | iii ) ^ -> /i:/;
^ cons y ( i | e | iii ) ^ -> $ // /i:/;
^ cons ( i | e | iii ) ^ -> $ /i:/;

w ( o | u | uuu | uu ) last -> // /u:/ $;
( o | u | uuu | uu ) last -> /u:/ $;
^ w ( o | u | uuu | uu ) ^ -> // /u:/;
^ ( o | u | uuu | uu ) ^ -> /u:/;
^ cons w ( o | u | uuu | uu ) ^ -> $ // /u:/;
^ cons ( o | u | uuu | uu ) ^ -> $ /u:/;

e a last -> // $ $;
o aa last -> // $ $;
a last -> /e:/ $;
aa last -> /o:/ $;
^ e ( i | iii ) ^ -> /i:/ //;
^ o ( u | uu | uuu ) ^ -> /u:/ //;
^ ( i | e ) vow ^ -> /i:/ $;
^ ( u | o ) vow ^ -> /u:/ $;
^ a e ^ -> /e:/ //;
^ aa o ^ -> /o:/ //;
^ a ^ -> /e:/;
^ aa ^ -> /o:/;

^ cons a ^ -> $ /e:/;
^ cons aa ^ -> $ /o:/;

^ shcon ( i | y | e ) e ^ -> $ $ /i:/;
^ shcon ( i | y | e ) ( o | u | uu ) ^ -> $ $ /u:/;
^ shcon ( i | y | e ) a ^ -> $ $ /e:/;
^ shcon ( i | y | e ) aa ^ -> $ $ /o:/;


#口蓋化#
ch y -> $ //;
c shmake -> /t͡ʃ/ $;
g shmake -> /d͡ʒ/ $;
l shmake -> /ʎ/ $;
n shmake -> /ɲ/ $;
x shmake -> /ç/ $;


#促音#
c ch -> /ʃ/ $;
c c shmake -> /t/ $ $;
g g shmake -> /d/ $ $;
l l shmake -> /ʎ/ $ $;
x x shmake -> /ç/ $ $;


#シュワーu#
u ^ -> /e/;
#ロータシズム#
vow z ( semv | vow ) -> $ /r/ $;
#子音直後u#
con u vow -> $ // $;


y ( i | iii ) !ncon -> // $;
w ( u | uu | uuu ) !ncon -> // $;


#複数母音#
( a | aa | o ) i -> /e/ //;
( e | a | aa ) u -> /o/ //;
o ( u | uu ) -> /u/ //;
e i -> /e/ //;

#その他母音#
a -> /a/; aa -> /a/; e -> /e/; i -> /i/; iii -> /i/;
o -> /o/; u -> /u/; uu -> /u/; uuu -> /u/;


#その他子音#
p -> /p/; b -> /b/; t -> /t/; d -> /d/;
c -> /k/; g -> /g/; m -> /m/; n -> /n/;
r -> /r/; l -> /l/; f -> /f/; v -> /v/;
s -> /s/; z -> /s/; x -> /h/;
y -> /j/; w -> /β̞/;
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新しい順のコメント(4)

たたむ
 
nsopikha profile image
ンソピハ!

他の人のこだわりポイント聞くの面白いです!
執筆お疲れさまです~

たたむ
 
sazankaiueo profile image
さざんか(Cada Endefluhna)

そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございました~。

たたむ
 
tsarhfis profile image
りめすとり

お節介だとは思うんですが adventar.org/calendars/8540 のページの方にもこのページのリンクを追加していただきたいです~

たたむ
 
sazankaiueo profile image
さざんか(Cada Endefluhna)

うっかり忘れかけていました…!ありがとうございます。