初めに
始めまして。春秋みんとです。
この記事は私が2021頃から制作している人工言語、「ベーツェ語 (Betze)」の名詞/代名詞についての記事です。
どんな言語なの?
表立って活動することが少ないため、名前を聞いたことのある人はとてつもなく少ないと思います。普段活動している界隈も人工言語界隈と程遠い界隈なので。
「ベーツェ語」は私が創作の為に用いるために創られた人工言語です。
文法は主にSVO型で、欧州言語から語源が来ていることが多いです。
文頭は大文字になり、文の終了は.で締めます。
主に接尾辞を用いて品詞の区別を行い、表記には主に「サクスメス文字」を使います。サクスメス文字はラテン文字からR/rを抜いた物と対応しているので、一連の記事ではラテン文字を用いて表記します。
発音に関してはあまり整備しきれていないので、そのうちまとめて書きます。
ベーツェ語での名詞/代名詞ってどんなの?
主に名詞を表す接尾辞oがついている単語が名詞/代名詞として扱われます。
また、接尾辞の変化で活用します。
以下に例として人称代名詞を表します。
いかなる人称代名詞において性別の区別はないです。
主格 | 目的格 | 所有格 | |
---|---|---|---|
一人称単数 | alo | aloc | alon |
二人称単数 | zlo | zloc | zlon |
三人称単数 | heo | heoc | heon |
一人称複数 | alos | alox | alons |
二人称複数 | zlos | zlox | zlons |
三人称複数 | heos | heox | heons |
上記の表では名詞接尾辞oが目的格でoc、所有格でonに、複数形になる際にos、ox、onsに活用されています。
ほとんどの名詞や代名詞はこれで表されますが、「~の人」(独裁 + の人 => 独裁者/dectatol)を表す名詞の時は接尾辞に単数形でol、複数形でolsを使います。また、外来語由来の固有名詞 (タカシ => takashi'o)の際は接尾辞の前に'を用います。'の後に書かれたoは発音しません。ただし、ベーツェ語由来の固有名詞は'oをつけません。より、ベーツェ語圏に住んでいるクローネ・ヴェロルさんは (クローネ ヴェロル=> klone velol) になります。
敬称をつける際には接頭辞de'を使います。例えば、村長のタカシさんは「de'takashi'o」と表記します。
以上がベーツェ語における名詞/代名詞です。
また何か変更等があれば追記なりなんなりを行います。
次回は動詞やらに触れたいと思います。
Lespeneh! (ベーツェ語でさようならの意)
古い順のコメント(2)
(ベーツェ語上では、ベーツェ語のことを単にlanjgedo (言語の意)と呼称したり、betze'oと呼称したりします)
👀