私、そういうのを読むのが好きなんですよね。
とりあえず言い出しっぺの私からなんか書いていきます。
(こういうフォーマットで書けっていうわけではないです! 文章じゃなくて動画でもいいです。みんなの見たいです。)
私はなんで人工言語を作ってるんだろう?
もともと創作には冒険小説から入ってきてて、その後おおむね、冒険小説→私小説→架空生物→架空世界→工学言語→個人言語みたいな感じで創作ジャンルが変わっていっています。
なんでこんなの作ってんだろうなと思うことは多々あります。
とりあえず創作をやってる理由は、「暇だから」でしかない……。
ここ数年ほど人工言語をやっているのは、両親に対する不信感が原因だと思います。
私は家族仲が非常に悪いんです。
母語も、親から継承したものなのが嫌です。
……創作の理由が健全ではないですね笑
母語が嫌いだから人工言語を作ったり、親から継承した文化が嫌いだからオリジナル宗教を作って信仰したり……
そこにさらに自己啓発的な内容も混じって、私は混沌とします。
私が人工言語を作るステップ
※このステップは、万人に適用できるものではありません。
ステップ1:自己啓発はやめろ
自己啓発的な内容を言語に盛り込もうとして、理想を追い求めていると、実物がなかなか作れなくなります。
この点については、工学言語勢のみなさんは共感していただけると思います。
また、自己啓発ばかりやっていると利己的になります。
いかにして自分を良くするかばかり考えて、人に目がいかなくなります。
自己啓発なんかしなくても、客観的に見て、あなたは十分面白い人間です。
こんなマニアックな記事を読んでる人間が、つまらない凡人であるわけがありません笑
あなたが自己啓発を通して直したいと思っている短所も、見方を変えれば長所かもしれません。
もっとおおらかでいたほうが生きやすいです。
ステップ2:作りたい
作りたくならなきゃ始まりません。
あなたの好きけ゜(好きぴ=好きな人、好きけ゜=好きな言語)についていっぱい考えましょう。
ステップ3:調べまくろう
作りたいものができたら、それに関連する事柄について調べまくりましょう。
インターネットはもちろんのこと、紙の本を探すのも良いです。
あなたの作りたい特徴を持つ言語があったら、軽く学習してもいいかもしれません。
WALS Onlineみたいなデータベースを活用しましょう。
あと、日本語だけで調べると詰むので、英語で検索しましょう。
英語が分からない? 英和辞典を片手にゴリ押しで調べましょう。英文法がわからなくても大丈夫です。私も実は5文型がさっぱり分かりません。要は気合です。続けていけば、言語学の論文に限って英文が読めるようになります。
英語が苦手なんであれば、日本語文献で頑張りましょう。
日本の研究者だってめっちゃ頑張っています。
ステップ4:アイデア探しをしよう
既存の知識だけで言語を作ったって、日本語とか英語とかのまがい物ができるだけでしょう。
それはそれで面白いです。しかし、もしオリジナリティをあげたいなら、このステップが欠かせません。
言語の本がいっぱい置いてある図書館に通いましょう。どしどし読みましょう。
インターネットで論文を読み漁りましょう。
あと、辞書や文法書を読むのもいいです。
私は日本語とトキポナしか話せませんが、他の言語を学習しても良いと思います。私も学習したいです。
で、深掘りしたいアイデアがステップ4で見つかったら、ステップ3に戻ります。
ステップ5:ノリで書こう
大事なのは結局ノリです。
テキトーなものを作ってるって気分で、あなたの言語の文法書なり辞書なり教科書なりを書き始めましょう。
完璧主義になるのはやめましょう。
ある程度あきらめて、多少誤字があっても無視しましょう。
あるいは、「誤字があっても無視していいんだよ」と自分に言い聞かせるために、わざとどっかに誤字を挿入しましょう。
良い案が思いつかなかったら、その部分は飛ばしましょう。
何から作り出すか(発音か文法か語彙か……)はどうでもいいです。
なんなら一部欠けててもいいと思います。
それはそれで味があります(わびさび)
ステップ6:公開しよう
公開しましょう。
公開する際に大切なのは、読者を思いやることです。
多少の誤字とかは、文脈で意味がわかればどうだっていいです。
でも、読者を理解から引き離すような書き方はやめましょう。
つまり、読み手の知りようもない情報を突拍子もなくぽんぽん出したり、読むのに途方もない集中力を要求したりするのはやめましょう。
公開するのは大事です。
公開するために読者に対して分かりやすい表現を使っていると、自分にとっても読みやすいです。
読みやすければ自分の言語に対する理解が深まり、創作がさらに捗ります。
あと、宝くじで当たるくらいの運の良さが必要ですが、フィードバックをもらえる可能性もワンチャンあります。
他者の意見を参考にするのもまた粋なものです。
理想的な人工言語の姿とは?
トキポナです。
異論は認めません(認めます)
自分の制作するものはトキポナの劣化版だと心して作っています。
トキポナ、意外とミニマルではないんですよね。
色彩語彙が5単語もあるし。(自然言語にも二つだけのやつあるのに。)
そういうテキトーさも、トキポナの王者感を高めています(贔屓)
まとめ
好きに作ればいいと思う()
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あんまり関係ないけど好きけ゚のけ゚はU+309Aを使って一文字で表すことができる
見た目の奇抜さを優先いたしました!