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クライネット@ベーレン語
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[言語概要]ベーレン語とは?

ベーレン語(べーれんご、倍:Beren、英:Berenish)とは、架空言語である。(←ウィキ調)

今回はベーレン語の概要を紹介していきます。

目次

ベーレン語とは
文法概説
文字
発音
挨拶をしよう

ベーレン語とは

ベーレン語(Beren)は、私の(現時点で唯一の)自作言語であり、架空の国「ヴンダーシア」で話されている言語です。略称は「倍語」です(私自身も時々使うので覚えておいて欲しいです)。
・言語系統としては、インド=ヨーロッパ語族 ヴンダーシア語派 キセキ語群の言語です。
・SOV語順で膠着語、対格言語です。
・文字体系は、音素文字ヴィアテンと表語文字ヒフテンを併用する独自の文字体系「ベーレン文字」を使用します。

文法概説

ベーレン語はSOV語順ですが、改まった文章以外では柔軟に語順を変えることができます。ベーレン語は格変化が徹底されているので、語順を変えても文の内容は伝わります(ただしいくつか条件はある)。
(ベーレン語での格変化とは、"格(文の中での役割)に応じて単語の語尾を変えること")
格は主格、属格、与格、対格の4つで、格変化は名詞の場合、次のように語尾をつけます。

主→なし 属→-es 与→-el 対→-et

(例文
ikh flak.(主語-自動詞)
私は 飛ぶ。

ikh beren sen.(主語-補語-他動詞)
私は 魔族 である。
 →補語は語尾なし

ji vak'et geket.(主語-目的語-他動詞)
彼は 餅を 食べる。
 →"~'et"の部分が対格の語尾です

文字

ベーレン語は音素文字「ヴィアテン」と表語文字「ヒフテン」を併用して書き表します。日本語での漢字とひらがなを想像してもらえればわかると思います。
ただし、こうしたネットの記事などでは便宜的にローマ字(ラテン文字)を使います。

ヒフテンは原則として1文字で1音節を表し、かつ意味を持ちます。子音と母音の組み合わせを表しており、原型では母音はeだけです(blem,lekなど)。原型の字の右肩に母音記号を添えることで、eの部分に入る母音が変わります。これを「変音」といいます。
そして、変音をすることで字のもつ意味が変わります
Image description
画像のBlemの例では、「咲く」を意味する原型blemに o の変音記号を添えると読み方がblomになり、意味も「花」に変化しています。同じように、 ai の変音記号を添えるとblaim「美しい」になっています。
ヒフテンはこのように、変音によって1つの字形でいくつもの意味を持つのです。

発音

ベーレン語のローマ字表記は大半がそのまま読めるようにできていますが、注意が必要なものを下に記します。
c
[t͡s]、ツァ行の子音です。

j
[j]、ヤユヨの子音です。

r
[ʀ]、うがいのように喉の奥を震わせる子音です。

hh
[ç]、ヒャ行の子音です。口を横に開いて「ひ」と同じような発音をしますが、子音だけの時は i の音が入らないように気をつけてください。

kh
[c]、キャ行の子音です。舌を前のほうの上につけて「き」と発音します。こちらも i が入らないように気をつけてください。
ただし、通常のkで発音しても問題ありません。

挨拶をしよう

最後にベーレン語の挨拶を紹介して終わろうと思います。
こんにちは lohh hilas(ローヒヒーラス)
おはよう güfs hilas(ギュフスヒーラス)
さようなら delek(デレーク)
ありがとう lahif(ラーヒフ)

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