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りめすとり
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自言語の母音構造の発達について

アクセントによる母音交替のシステムを説明するために、祖語にはa, ə, i, uの4母音が建てられている。

代替テキスト

以下は上の母音体系から中舌母音のない母音交替を含んだ母音体系が生まれる過程をまとめたものである。

STEP1:中舌母音の融合

aə, əa > ɜː

STEP2:非中舌母音化

ə(ː), ɜː > e(ː), ɛː (Cʲの後ろ、またはアクセントのある位置で)
ə(ː), ɜː > o(ː), ɔː (Cʷの後ろ、アクセントのない位置で)
əi, əu > ei, ou
əu > eu (Cʲの後ろ)
əi > oi (Cʷの後ろ)
a > ɛ (Cʲの後ろ)
a > ɔ (Cʷの後ろ)
iə, uə > ie, uo

この段階でaは前舌母音になっている。

STEP3:母音融合

ei, ai > eː
ou, au > oː
eu, oi > joː, weː
ia, ie, iu > jaː, jeː, juː
ua, uo, ui > waː, woː, wiː

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