ドミュスヴィンチュ語には白を表す単語が主に nē と ipnøu の2つある。
nē は主に比喩的に用いられたり慣用的に用いられる。
ex.
jēnsy suzbemak nē.
彼らは白い手をしている。(= 彼らは高貴な人々だ。)
nē は様々な複合語の中にも見られ、「混じりけのない」のような意味を表す。
annenat (白くする = 掃除する)
tvirn (白い海 = 湖)
sedʁn (白く新しい = 新しい)
annenat において接中辞の <an> がこの位置に現れることや sedʁn の ʁ 音の存在などから nē の n の前には更に子音があったことが予想される。(Hnē)
ipnøu は単純に白いことを表す基本的な形容詞である。後半部分は pnehh (太陽) などと語源的に関係があり、「輝く」を意味する。(前半部分は指小辞である。)
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