悠里には、様々なキャラクターが居る。
その中でも、国のリーダーは注目を浴びがちな系統の一つだ。
今回はユエスレオネ連邦のリーダーである連邦議会行政執行部長(dzeparbliument, dzeparkarmacist sysite'dy)、通称「首相」(DzKS)について嘘と偏見を織り交ぜながら紹介してみよう1。
ターフ・ヴィール・イェスカ
初代首相であり、リナエスト系の血を少し持つリパラオネ人。
ユエスレオネ革命を引き起こし、その後主導権を握った人民解放戦線を主導したカリスマである。
カッコいい(※個人の感想です)
革命では指導者として、革命を成功に導いた。革命に勝利した理由は、シャルちゃんが二正面作戦でデュインの石油を得たから、だって? 知らん(真顔)イェスカ同志こそ、偉大な指導者である。
政府の長になってから、革命で起こった歪みを治すことを目指すようになり、ショレゼスコ(再革命)を進めたが、政府運営能力の低さが露見して大不況を引き起こして、暗殺されてしまった。
革命では有能だったんだけどなあ……まあ、イェスカさん、あまりリーダーやりたくなかったみたいだし、そもそも哲学者やし……
まあ、ショレゼスコの意志は、少し後の首相に受け継がれることになるですけどね。
ターフ・ヴィール・ユミリア
二代目首相、イェスカの妹である。イェスカと同じくリナエスト系の血を少し持つリパラオネ人。
イェスカ政治の後を受け継ぎ、大きな政府改革を実行し、経済も立て直すことに成功する。
ここだけ見ると有能に見えるが、一方で公用語政策で圧力を掛けていたり、様々な紛争に首を突っ込み、軍事介入でかき乱すなど血気盛んな(大迷惑ともいう)一面もあった。後でクーデターとか計画するしな。
おにぎりが大好物で、おにぎり工場の工場長に賄賂を渡していたことを独立系週刊誌に抜かれて退場させられてしまった。
イェスカのカリスマと政府運営能力を兼ね備えたイェスカの上位互換だが、連邦軍を落ち着いて運用することが出来なかったところが問題だった。あと、首相としてではないが、新イェスカ主義関連で党内粛清をやったせいで、時代遅れのヤベえ国家ラヴィル政権ファルトクノア共和国を作り出してしまったり、後の社会党分裂の遠因を作っている。完璧な人間なんか居ねえ!
レシェール・アルヴェイユ
三代目首相、容姿はユナ系に見えるがラネーメ系のリパラオネ人である。
一年もしないうちに体調不良の理由に退陣した。ヴァルター・シェールとは何の関係もありません。
ユミリアが汚職で辞めさせられたために新イェスカ主義勢力に担ぎ上げられて、IDLT(ユエスレオネ社会党ステデラフ・イェスカ派)のリーダーとして首相になった。
慢性的な頭痛で執務が出来なくなって、ユエスレオネ首相としては超スピード辞任をしてしまった。
そのせいでめっちゃ影が薄い。もっと影が薄い人はこのあと出てくるので大丈夫(何が?)
一応、革命時犯罪追求及び真実解明委員会というものを設立していて、成果がないわけではない。
ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユ
四代目首相、リナエスト系の血を少し持つリパラオネ人。
いきなり影が濃くなりすぎ。風邪引くわ。
レアルちゃんと同じIDLTの共同リーダーで、政権を引き継いだ。何をやらかしたやったのかというと、まず軍部の粛清が挙げられる。
お前、暗殺が怖いからって、暗殺と全く関係ない軍部を粛清すんじゃねえよ。ユミリアさんも悪いけど、クーデターの原因そこやぞ。
任期満了後は「イェスカ主義政党再統一の為の委員会」を結成、のちにユエスレオネ統一社会党の設立に関わっている。
ちなみに男性である。女装は暗殺を避けるためである。嘘つけ。
ウードヴャズネ・プロシュカナツァートイ・ドヴィニョーキア
五代目首相、ただのおじさんとか言ってやるな。
ユシュコプロイア(大陸)系のリナエスト人。
ウォルツァスカイユの任期満了に伴い、行われた選挙後に組閣された。元デュイン総合府行政長官で、いわゆる「官僚組」の一人。
「イェスカ主義政党再統一の為の委員会」をウォルツァスカイユと共に立ち上げており、裏で統一作業を進めていた。
そのため、「官僚組」政権は無所属・革新会派と呼ばれる無党派政権として運営されていた。
非常に繊細な政権運営がなされたため、ほとんど目立つ箇所は存在しないのだが、それは逆に言うと極度に悪いことはしていないということでもある。
アルテア・ファルザー・シルミヤ
誰?
六代目首相、ユナ系リパラオネ人。
元ファルトクノア共和国担当連邦統治監査官補佐の「官僚組」二人目。
首相のときに何をやったかより、監査官時代にファルトクノア共和国政府に邪魔者扱いされて、監禁されていたことのほうが話題になるような人である。マジで何をやった人でもないし、悪事を働いてもない。
アレス・デュイネル・エレン
七代目首相、ラネーメ系リパラオネ人。
ユミリア政権以降余計なことをやらかし、党内権力闘争に敗北したため、ファルトクノア共和国に飛ばされたあげく内戦に巻き込まれ、死にかけたが、無事連邦本土に戻ってきたという苦労人である。
分裂していた社会党の再統一後に出来た最初の政権の運営を担った。
政権中もファルトクノア内戦は続行状態であり、任期満了まで苦しい立場を強いられることになった。
アレス・ラネーメ・リパコール
う わ で た
八代目首相、ラネーメ系リパラオネ人。首相自体にパワーがあるパターン
連邦最高学府と名高いユエスレオネ中央大学のウェールフープ研究者であり、デュイン・アレス独立戦争にて実地で軍事技術の実験などを行い、連邦軍の優位を確保したことから国民からも有名である。
ファイクレオネの地上確保に向けた統一国家政党連合たる愛国者保革共同翼賛同盟(サフラシュ)の顔として、統一社会党から出馬して当選。
結果、そのまま首相として組閣を進めることになったが、このとき成立したいわゆる「リパコール内閣」はドリーム・チームとして知られる多くの有能な人材を起用した夢の政権として知られており、また任期を越えて何度も政権が継続したことでもユエスレオネの政権としては非常に安定した異例の政権となった。
地上奪還を目指す一方で、自分からウェルフィセル間の時空鋲を設営したり、警備管轄問題を自らリーダーシップを取って憲法裁判所の判断に委ねるなど、カリスマ性の高さはイェスカやユミリア時代を思わせる。
その姿はまるで、どこぞの上院議員である。
悠里や大宇宙では、毎年2月~3月をリパコール誕生節として祝うが、この時期にはなんと地球に居る我々にまで影響をおよぼす程の存在であり、彼女は「人間ではなく概念」「全ての宇宙に偏在する」と表現される異能生存体である。一度狙われれば、生きて帰ることは不可能であり、ウェールフープ実験の肥やしにされるか、遊びで虐殺されることだろう。
アレス・シャリヤ(予告)
まだ未実装だが、将来的にシャリヤちゃんが首相になるルートが考えられている。
リパコール政権は六期ほど続投するが、その後何らかのヘマ事情で解散を余儀なくされる。
その後を継ぐのが、アラサー女子アレス・シャリヤである。
ちなみに「いせにほ」は、悠里ではIF世界線なので、正史に登場するシャリヤちゃんは翠君とは出会っていない世界線の彼女であることに注意が必要だ。
最強の政権すら解散したユエスレオネを統べることになった彼女が一体どのような内閣を作り上げるのか。これから考えていく私ですら、ワクワクが止まらない……
是非、この先のユエスレオネの歴史にも注目してほしい!!
まとめ
今回は、ユエスレオネ連邦の首相たちについて紹介した。
各人に関して、より詳しく知ってみたい方は、悠里包括wikiにユエスレオネ連邦の首相という記事があるので、そちらをチェックしてみると良いだろう。
悠里には他にも様々な国家があり、国家元首は特に重要なキャラクター設定として取り上げられている。
ユエスレオネは連邦制国家であるので、構成主体としての国家にもそれぞれ元首が存在する。また機会があれば、デュイン総合府やファルトクノア共和国などの元首についても解説していきたいところだ。
また、政治家だけではなく、学者や哲学者、その他諸々のキャラクターは悠里では100を優に超える。
キャラクターを通して、悠里世界をより身近に感じる形で紹介できると思うので、これからも定期的に紹介していきたい。
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これより下に示す画像は全て、Fafs F. Sashimiによって描かれたものではない。 ↩
Top comments (5)
シャリヤちゃん首相?!あばばば
この先実装予定なのでお楽しみに……!
あとすみません、絶対ここでいうことじゃないんですがデュテュスン・リパーシェの活字体と手記体の比較画像ってありませんか?
手記体に関しては人によって非常に形が異なるため、統一的なこれという画像はありませんが、一応文法書の方に手記体の画像はあったりしますね。
確かに対応する文字に関して、今一度まとめた記事が書けると良いなと思いました! しばらく、お待ちいただけるとありがたいです!
ご対応ありがとうございます、夜遅く失礼しました