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丹穂とんぼ
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垣間見えた「動詞の無い言語」

初めまして。丹穂(たんぼ)と申します。今日は「動詞の無い言語」について最近あった思いつきを共有するためにここに来ました。
早速、その思いつきについて言ってしまうと、
「動詞を想定する解釈」に劣らずに簡潔な「動詞を想定しない解釈」を作れる言語であれば、それを動詞の無い言語と宣伝してもいいのではないか
というものです。
自然言語でそういう解釈ができるものはあるのでしょうか?
ともあれ、すでに共有したいという目的は達成されたのでこの記事はここでおしまいです。

本文終わりて蛇足の候補に一直線

ここからは思いつきを基にして言語を作ってくよ。

音素

今回は膠着語を崩して屈折語を作りたいから「子音を豊かに母音を貧しく」の方針で
a, i, u, ā, ī, ū
v, j, r, l
k, g, t, d, p, b
kh,gh,th,dh,ph,bh
h, s, f
n, m
x, q, c
としよう。
子音が連続して現れるのは禁止しよう。
おおよそは見た通りの発音だけどいくつか怪しいのもあるからそれは確認しておこう。[]のひらがなの子音を当ててるという意味で書いていくよ。
v[わ], j[や], x[ひ], q[し], c[ち]

格と色

表現の豊かさと解釈の簡単のために、助詞は次の通りに20個用意しよう。

t[生格, 物格, 理格, 時格, 処格][寄色, 離色, 内色, 外色]
色はそれぞれをよりいろ、かりいろ、うちいろ、といろと読もう。

音は次のように割り当てて、色⇒格の順に言おう。
[生格, 物格, 理格, 時格, 処格]→[ā, ua, īf, īs, ūl]
[寄色, 離色, 内色, 外色]→[is, ur, un, ith]

  • 示す意味と例文

生格寄色:isā,対格的に人,弟に渡す。私にはもったいない。
生格離色:urā,奪格的に人,先生に褒められる。離れ。
生格内色:unā,動作主、状態主,私がいる。
生格外色:ithā,同伴者、所有主,私には兄がいる。友と語らう。

物格寄色:isua,変化後の物,本を書く。ご飯を作る。
物格離色:urua,変化前の物,パンを食べる。
物格内色:unua,弄くる対象,花を見る。
物格外色:ithua,道具,電車で行く。手に取る。

理格寄色:isīf,結果たる事柄,だから美味しい食べに行く。
理格離色:urīf,原因たる事柄,嬉しいから笑う。
理格内色:unīf,事実たる事柄,美味しい。それがいい
理格外色:ithīf,仮定たる事柄,羽があったらなぁ。

時格寄色:isīs,終点としての時点,明日には終わる?
時格離色:urīs,始点としての時点,明日からやるよ。
時格内色:unīs,幅を持つ期間,月末までには終わらせるよ。
時格外色:ithīs,ある時点,今日やって。

処格寄色:isūl,目的地、方向,店に行く。伊勢へと発つ。
処格離色:urūl,由来地、方向,家を出る。北より来る。
処格内色:unūl,領域の中,森を歩く。布団に籠る。道沿いに行く。
処格外色:ithūl,物の付近、領域の外,川沿いに歩く。ハチ公集合ね。

「伊勢へと発つ」は「伊勢へ行こうとここを発つ」と解釈するなら理格寄色かもね

単語と例文と文法的解釈

わたし:k
あなた:t
近称:kh
中称:q
遠称:c
疑問:h
生格なら「この人」、物格なら「これ」、理格なら「こうやって」、時格なら「この時、今」、処格なら「ここ」として使えるよね。
kh-unāだと「この人が」と「これが」の両方にとれるけど、そういう言語ってことで。
もし明示したいならkh-unua-unāみたいにしてもいいかもね。
助詞は重ねてもいいよね。「をば」みたいに。

木:khuph
空:avār
木を登る。:khuph-ithūm avār-isūl,木の近くで空へ

月:ālud
美:milāc形容名詞?
目:ghaim
月が見える。:ālud-unua ghaim-ithua,月を目で
月が見える。:ālud-unā ghaim-ithā,目には月が
月が美しい。:ālud-unā milāc-unīf,月が美しい
月が美しく見える:ālud-unua milāc-unīf ghaim-ithua,月を美しく目で
同じ文でも表し方はたくさん思いつけそう。

木の実:khum
手:itha
木の実を持っている。:khum-unā itha-unūm,木の実が手に
木の実を持っている。:khum-unua itha-ithua,木の実を手で
木の実を採る。:khum-unā itha-unūm-usīf,木の実が「手に」へ
基本的に状態ばかりが表しやすいので、動作は状態-理格寄色が適当?
助詞は重ねてもいいよね。「をば」みたいに。二回目

音を崩して屈折させよう!

もっと例文を用意してから崩したいんだけど、ちょっとめんどくさいから今後の課題ということで。

本当に「動詞が無い」のか?

理格助詞は動詞を示す接尾辞では?とか
形容名詞は形容詞だろ。とか
生格内色は存在動詞だろ。とか
処格寄色は動詞「行く」だろ。とか
思えたけど、全部助詞と考えても十分に簡単な説明で済ませられるからいいじゃんねってことで許してくんろ。

終わり!あとがき!

良い例を挙げて蛇足を回避することはできたでしょうか。
注釈として斜体を使ったけど良い書き方はあるのでしょうか。
良い表の書き方とかはあるのでしょうか。

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