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フェルヴェザニ語の改定

たうんです。
どう も ふぃゆすです。


お久しぶりでございます。
最近Xアカウントを開設したフィユスです。

タイミングがはくメなさんとばっちりかぶりました。口裏合わせしたわけではありません。

 さて、それはいいとして、私が創作している言語であるところのフェルヴェザニ語ですが、いろいろ例文とか作ったりなんだりしていくうちに改善案をいくらか考え付いたので、お茶濁し用の記事として書いてみたいと思います。
 生きている言語なのでこれからもこういう改定は往々にしてあると思います。


1.「格」じゃねぇだろ

 フェルヴェザニ語の動詞は、主語によって活用がなされます。特に理由なく、人工言語臭さを薄めるために入れた要素なのですが、問題はそれではなくそれに使われている用語です。
 この活用をフェルヴェザニ語では「格変化」と呼んで、「原格-複数格-生物格-無生物格-受動格」と呼んでいますが、よく考えれば、いやよく考えるまでもなく、これは格変化ではない
 格変化って言うのは属格とか対格とか与格とか、なんというか、動詞に使う言葉じゃないです。多分?――なので、これからは「」というシンプルな呼び名を導入し、「原形-複数形-生物形-無生物形-受動形」にします。過去記事も良い感じに編集していくのでよろしくお願いします。


2. 新たな助動詞を追加

 フェルヴェザニ語学習者を地獄に落とすポイントの一つ、助動詞ですが、新たに追加します。追加の理由としては、頻出する重要な表現だったのにもかかわらずima節で表現するしかなかったのは不便だと思ったからですね。

 開始「~し始める」vis/vais
  Vis minosid tox loa ne wenh'odo. 彼は本を読み始める。
  Vais minosid tox loa ne wenh'odo? 彼は本を読み始めますか?
   (visinとima節で代用可能)

 終了「~し終わる」var/envar
  Var minosid tox loa ne wenh'odo. 彼は本を読み終わる。
  Envar minosid tox loa ne wenh'odo? 彼は本を読み終わりますか?
   (varas'iとima節で代用可能)

 助動詞が使えるならima節をわざわざ使う理由は無いです。


3. 使役表現の単純化

 これも脱・ima節を目指した結果できたものです。
 従来の使役表現、なんなら現行でも伝統的・書き言葉的表現であればqaivaという動詞とima節で表すのがいいです。しかし話し言葉的で単純な表現として、"ngi" /ŋi/ を文頭に置き、直後に使役してきた相手の主語を置き、その後は通常通り文を続けることで、使役を表します。
 Ngi loa minos a ky ne wenh'odo. 私は、彼によって本を読まされている。


 とりあえず以上ですかね。ima節はフェルヴェザニ語にて最強ですが、使いすぎると文がすぐに煩雑になります。書き言葉ならまだしも、話し言葉ならわざわざima節じゃない喋り方があった方がいいです。

 皆さんも脱・ima節を頑張りましょう(????)

 わたなびでした。

Fijus'.Q.I(フィユス)

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