はじめに
gū!(こんにちは!) jan3907087です。
このまま何か月も放置しておくわけにはいかないどうしても早くこのシリーズを完結させて後継作に進みたかったので、3~6をまとめて投稿します。
もはやストーリーは消えていますが、ご承知を。
首尾一貫して支離滅裂な例文が解説されていることと思われます。ご理解を。
新出文法は少ないはずです。
↑嘘でした。解説が毎文あります。
新出事項の表を省いていますが、辞書を参照してください。←手抜き
語法はすべて辞書に書いてある通りです。
意訳や多義語の作り方は参考になるかもしれません。
今回で(ほぼ)全語根の解説を完了します!
[]内は音声記号、//内は音素記号、‹›内は正書法です。 全5つ。aeiou。自由異音はかなり広い。 一字で表されるのは ' p b t d k g c f s h m n w j r。 以下のように表す。 ただし、アクセントは慣れればすべて文脈から判断できるため、普通は省かれる。 原則は、toki ponaと同様、固有名詞の頭のみ大文字を使う。文頭にも小文字を使う。文字と発音 絶対読んでね。発音記号はもう書かないよ。
文字と発音
何もなければ同一のものとみなしてください。
母音
子音
'[ʔ]、c[ts]、j[j]のみ注意が必要。
fは[f]でもファ行[ɸ]でもどちらでもよい。
二字の綴りは‹sj›[ʃ]、‹dj›[(d)ʒ]、‹cj›[tʃ]の3つ。細かいことは気にしない。
なお、jwの2音は子音の直後に現れることもある。(ただし限定的)
アクセント
記号の例
意味
ā
長母音(若干強勢あり)
á
強勢あり短母音
ă
強勢なし短母音
a
強勢なし短母音
大文字・小文字
第7章 家族
- sjī - mā nā, nā - mō sjī.
- sjī - mā nā, nā - mō sjī.
- その人 (コピュラ省略) 親 私 私 (コピュラ省略) 子 その人
- その人は私の父/母で、私はその子です
- jĕ mā ŏl nā bāf wĕl cās, ū sjī djōf ĕl.
- jĕ mā ŏl nā bāf wĕl cās, ū sjī djōf ĕl.
- (過去/完了) 親 (~が) 私 会う (~の中) 家 (順接or逆接) その人 怒る (~を)
- 私は父/母と会ったが、怒られた。
時制を表す単語は原則としてすべて文頭に置きます。従属節の時制を別で扱う場合は節の頭に置きます。
- jĕ mā mā bīf cās, nā tāf sjī fāf sjī - pjūn.
- jĕ mā mā bīf cās, nā tāf sjī fāf sjī - pjūn.
- (過去/完了) 親 親(の) 作る/生む 家 私 見る それ 思う それ (コピュラ省略) 硬い
- 祖父/祖母が作った家は頑丈そうだ。
"親の親" = "祖父/祖母"
tāf直後のsjīをĕl(~を)に変えると「思うことを見る」と解釈され、不適。
- pjŭ nī - cjā mō nā!
- pjŭ nī - cjā mō nā!
- (確信マーカー) あなた (コピュラ省略) (否定) 子 私
- お前は絶対に私の子じゃない!
確信を表すマーカーも文頭に置きます。なお、これは
pjūn(硬い)と同根です。
- jĕ dū săl mā săl mā săl mā mā bōf.
- jĕ dū săl mā săl mā săl mā mā bōf.
- (過去/完了) 全て (~の) 親 (~の) 親 (~の) 親 親 死ぬ
- とっくに曽曽祖父母はみな亡くなっている
jĕは過去だけでなく完了も兼ねます。
前回言った通り、「~の」が連続する際は誤解が生じない程度に適度にsălを要求します。
- jĕ dū săl mō bjāf twān, nwīf twān cāf twān.
- jĕ dū săl mō bjāf twān, nwīf twān cāf twān.
- (過去/完了) 全て (~の) 子 生き延びる 大きい(副詞) 遊ぶ 大きい(副詞) 眠る 大きい(副詞)
- 子はみな元気で、よく遊びよく眠る。
副詞の例です。形容詞と同じ語形を使います。
cāf(眠る・休む)はcās(家)に関連する単語です。
- nā sāf ĕl gāf tēs.
- nā sāf ĕl gāf tēs.
- 私 来る (~を) 持つ 虫
- (四六時中そばにいる想定で)虫を飼い始める。
前回扱った
wĕl nā - ~の文でもいいのですが、常に手の届く範囲に所有物がある場合は「手に持つ」という意味と同じgāf(持つ・掴む)を使います。
変化を表す際には、sāf ĕl (動詞句)の構文を使います。(toki ponaのkamaの用法に相当)
もちろん、sāfは「(~に)来る」の意味で使うことも可能です。
- nā bēf dwīs cjŭl, wĕl cjū - rās ŏl gās.
- nā bēf dwīs cjŭl, wĕl cjū - rās ŏl gās.
- 私 育てる/飼う 魚 (相関詞-甲) (~のところには) (相関詞-乙) (コピュラ省略) 耳 (~が/主語の並列) 手/腕
- 飼っている魚には耳と腕がある。
相関詞を使った文です。甲のほうを形容詞のように使って対象を指示し、乙のほうを代名詞のように使って、指示したものと同一のものを参照し説明を加えます。
第8章 商売
- nā nwēf swās bjāh nēs săl nī mĭl nwēs dwān.
- nā nwēf swās bjāh nēs săl nī mĭl nwēs dwān.
- 私 買う 糸 右の 黄色 (~から) あなた (~で) お金 多い
- 私は右の黄色い糸を高く買います。
このような構文で、「買う」を表すことができます。
- nī nwēf swās bjāh nēs ăl nā mĭl nwēs dwān.
- nī nwēf swās bjāh nēs ăl nā mĭl nwēs dwān.
- あなた 売る 糸 右の 黄色 (~に) 私 (~で) お金 多い
- あなたは右の黄色い糸を高く売ります。
さっきと全く同じ内容を表します。
同じ動詞が「売る」と「買う」の両方を兼ね、前置詞によって両者を区別します。
- jós-nwes gwān kōs - wăl cās.
- jós-nwes gwān kōs - wăl cās.
- 商品 重い 赤い (コピュラ省略) (~の外) 建物/家
- 赤くて重い商品は外にある。
-の用法2種類です。
スペースなしに書かれるもの(手書きでは短く)は、熟語をわかりやすく区切るのに使われます。(この場合はjōs(もの)+nwēs(金)であり、常に強勢は第1音節に移動。)
スペースを伴うもの(手書きでは————のように長く)は、コピュラ省略 or 同格(後述)の前置詞の省略に使われます。
- nā hēf nwēs twān săl cás-nwes ū fās nā hāf bōf.
- nā hēf nwēs twān săl cás-nwes ū fās nā hāf bōf.
- 私 出す お金 多い (~から) 金庫/財布 (接続) 心 私 行く 死ぬ
- 金庫/財布から金をたくさん出す(そして使う)と死にそうなほど辛い。
単語が少ないので、金庫と財布は文脈から判断します。
(cās(建物/場所)+nwēs(金))
1単語では表現できないようなことは、動詞を2つ(以上)並べて表現します。
(hāf bōf「自分の意識から離れて死んでしまったように感じられる」)
↑こういう少ない単語で長い翻訳になるの好き
- úbis nwēs twān - ăl sjī dōs, nā wīf hēs.
- úbis nwēs twān - ăl sjī dōs, nā wīf hēs.
- (理由) 金 多い (コピュラ省略) (~のため) それ 青い 私 欲す 他
- その青いのは高すぎるから、別のものが欲しい。
ūでは細かい意味を伝えられない場合、熟語を使います。
(ū(接続) +bīs(理由) =úbis)
高価だ/安価だ は、慣用表現のnwēs twān/tēn - ăl(多く/少しの金が~の為にある)を使うことも可能。
主節と従属節で主語が異なるため、nāは省略不可。
英語と違い、代名詞にも形容詞をつけられる
- ĭ nī sjāf ĕl nwéf-gaf ŏl sjī ĕl gwīs.
- ĭ nī sjāf ĕl nwéf-gaf ŏl sjī ĕl gwīs.
- (疑問文マーカー) あなた 知る (~を) 買う (~が) その人 (~を) 肉
- その人が肉を買うかわかりますか?。
この言語には節と動詞句の区別がないので、節も目的語に取れます。
(その場合は従属節の他の要素をすべて動詞の後に移動して、なるべく主節の最後につける)
「買う」は、nwéf-gaf(商売で得る)と言い換えることができます。
- nā fāf cjă: sjī fjūf nwéf-gaf gwīs.
- nā fāf cjă: sjī fjūf nwéf-gaf gwīs.
- 私 思う (否定) その人 できる 買う 肉
- その人は肉を買えないと思います。
可能を表すには、
S fjūf O(SはOができる)を使います。
意味はさほど変わらないので、否定はfāfとfjūfのどちらにつけても構いません。
- jă tōf fōf! jă bjōf cjă cās nā!
- jă tōf fōf! jă bjōf cjă cās nā!
- (命令) 立つ 待つ (命令) 壊す (否定) 家 私
- 立って待っていてください。私の家を壊さないでください。
命令文は
jăで開始。これはあくまでも文頭助詞という扱いなので、否定語は動詞のほうにつける。
- jĕ twē cūs cjīf, nā āf ăl nōs nwēs!
- jĕ twē cūs cjīf, nā āf ăl nōs nwēs!
- (過去) 話 次の 始まる 私 感動する (~に) 骨 高価な
- 次の話が始まり、私は高価な骨に感動した
āfは感動詞のāと語源が同じ。
nwēs(形容詞用法)は、「通貨の」「高価な」など多義語。
cūfは順序の前後関係のみを指す単語。他のものは「昔の」や「前方の」などで代用する。
第9章 工作
- wŏ nā gōf gwī rōs.
- wŏ nā gōf gwī rōs.
- (未来/意志) 私 描く 獣 緑
- 緑の獣を描きたい。
wŏもjĕと同様、文頭に置きます。
- jĕ gōf gwī cjŭl, bās ŏl pēs cjū - swān.
- jĕ gōf gwī cjŭl, bās ŏl pēs cjū - swān.
- (過去) 描く 獣 (関係詞-甲) 首 (~が) 鼻 (関係詞-乙) (コピュラ省略) 長い
- 描かれた獣の首と鼻は長い。
不要であれば、主語を省略可能
- dwās săl pōs sjī - dwă fā bā.
- dwās săl pōs sjī - dwă fā bā.
- 数 (~の) 歯 その (コピュラ省略) (数マーカー) 60 1
- その歯の数は61だ。
数を表現する際は、前置詞
dwăを要求する。
数詞は、すべて普通名詞としての用法も兼ねる。
数詞を並べると和として扱われる。
- gōs sjī - cēs, djūf nā ăl.
- gōs sjī - cēs, djūf nā ăl.
- 爪 その (コピュラ省略) 刃 恐れる 私 (~に対して)
- その爪は刃のようで恐ろしい
比喩は「AはBだ」の文と区別せずに
A - Bと表す。
後半のdjūf nā ălは、gōs djūf nā ăl gōs(爪は私(達)に爪自身を恐れさせる)の略。直前の部分の主語と同一のものは省く。
- sjī twīf mĭl Kimigajo. sjī twīf ĕl Kimigajo.
- sjī twīf mĭl Kimigajo. sjī twīf ĕl Kimigajo.
- それ 歌う (~にのせて) (固有名詞) それ 歌う (~を) (固有名詞)
- (両者とも)それは「君が代」を歌う。
twīfは語法が複雑である。
前者はただメロディに合わせて歌っている状況、後者は歌詞通りに歌っている状況を特に表す。
メロディと歌詞の両方を重視する際は、mĭl ĕlのように前置詞をつなげる。
- jĕ sjī fēf ăl bjōs djāf nā, nā - djēn sjāf cjă sjī.
- jĕ sjī fēf ăl bjōs djāf nā, nā - djēn sjāf cjă sjī.
- (完了) それ 回る (~に) 左 叩く 私 私 (コピュラ省略) 鈍い 知る (否定) それ
- それは左に回って私を叩いたが、私は鈍くて気付けなかった。
何句連続しようとも、主語が変わるところ以外では主語を省ける。
第10章 自然
- kwīs sjí-cjen kwīf ăl-rwal djēs sjí-cjwan.
- kwīs sjí-cjen kwīf ăl -rwal djēs sjí-cjwan.
- 鳥 この 飛ぶ (~に) (~の上) 石 あの
- この鳥はあの石の上まで飛ぶ。
前置詞1つでは意味を表しきれないときは、前置詞をつなげる。この時は、一般的な熟語とは違い強勢は無い。
指示語が足りないときは、cjēn(近くの)やcjwān(遠くの)をつなげる。
- rwās - mēn, nā swēf wĕl rū. rwās - mēn, nā swīf wĕl rū.
- rwās - mēn, nā swēf wĕl rū. rwās - mēn, nā swīf wĕl rū.
- 空 (コピュラ省略) 暗い 私 泣く (~で) 道 空 (コピュラ省略) 暗い 私 鳴く (~で) 道
- (両者とも)空が暗くて私は道でないた。
前者は「涙を流す」、後者は「奇声を上げる」の意。
他にも、gwē(獣)とgwī(人間)のように、we-wiの交代で意味が変わる例が多い。
- rāf: rōs fēs kōs hēf rwīs săl gwē.
- rāf: rōs fēs kōs hēf rwīs săl gwē.
- 聞く 葉 円い 赤い 出す 血 (~から) 人
- 赤くて円い葉は人間を出血させるらしい。
伝聞は、文頭の
rāf:(聞く)で表せる。
- kwās nī - rēs kwān.
- kwās nī - rēs kwān.
- 顔 あなた (コピュラ省略) 大地 広い
- あなたの顔は広い大地のようだ/大地のように広い。
kwānがrēsに係るのがkwāsに係るのか曖昧だが、どちらでも意味は余り変わらないので,を省略可能。
- rwăl dwē nwān - kū săl gēs.
- rwăl dwē nwān - kū săl gēs.
- (~の上) 氷 古い (コピュラ省略) 無 (~の) 空気
- 古い氷の上は真空だ。
「AにはBがある」は
(場所を表す前置詞句) - (物)でも表せる。
kū (săl ~)は英語のNothingのような意味で使える。
おまけ
まだまだ解説できていない単語もあるが、それらはほぼすべて類推される。
以下はこの言語の全語根。縦・横に類義語・対義語が並ぶ部分が多い。
| 音節 | -a | -e | -i | -o | -u | -ja | -jo | -ju | -wa | -we | -wi | -as | -es | -is | -os | -us | -jas | -jos | -jus | -was | -wes | -wis |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ∅ | 嘆 | 疑 | 而 | - | - | - | ||||||||||||||||
| p- | 食 | 嗅 | 誤 | 噛 | 加 | 平 | - | 硬 | 口 | 鼻 | - | 歯 | - | 面 | - | - | ||||||
| b- | 合 | 育 | 生 | 死 | 分 | 存 | 壊 | 切 | 首 | - | 因 | 穴 | 性 | 右 | 左 | - | ||||||
| t- | 見 | 小 | 立 | 漂 | 大 | 話 | 歌 | 目 | 虫 | 場 | - | 山 | - | - | ||||||||
| d- | 洗 | 少 | 冷 | 全 | 多 | 氷 | 泳 | 水 | - | 青 | - | 数 | 月 | 魚 | ||||||||
| k- | 燃 | 狭 | 温 | 無 | 広 | 灰 | 飛 | 火 | - | 赤 | - | 顔 | 日 | 鳥 | ||||||||
| g- | 持 | 軽 | 描 | 良 | 重 | 人 | 獣 | 手 | 気 | 爪 | - | - | - | 肉 | ||||||||
| sj- | 知 | 明 | 其 | 喜 | 笑 | - | - | - | 頭 | 白 | - | 塩 | - | - | - | - | ||||||
| dj- | 叩 | 鈍 | 直 | 怒 | 恐 | - | - | - | - | 石 | - | - | - | - | - | - | ||||||
| cj- | 不 | 近 | 始 | 終 | - | 遠 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | ||||||
| c- | 眠 | 鋭 | 引 | 押 | - | - | - | 家 | 刃 | 戻 | 次 | - | - | - | ||||||||
| f- | 考 | 回 | 曲 | 待 | 為 | 前 | 後 | 可 | 心 | 丸 | - | 時 | - | 胸 | 背 | - | ||||||
| s- | 来 | 短 | 吸 | 吐 | 長 | 泣 | 鳴 | - | - | 脂 | - | 糸 | - | 音 | ||||||||
| h- | 行 | 出 | 異 | 足 | 他 | 逆 | ||||||||||||||||
| m- | 親 | 暗 | 使 | 子 | 悪 | 汚 | 弱 | 軟 | - | 黒 | - | - | - | - | - | - | ||||||
| n- | 私 | 新 | 你 | 支 | 同 | 美 | 強 | - | 古 | 商 | 遊 | - | 黄 | - | 骨 | - | 女 | 男 | - | 橡 | 金 | - |
| w- | 外 | 中 | 欲 | 志 | 皮 | 肝 | - | - | ||||||||||||||
| j- | 令 | 果 | 名 | 今 | - | 実 | 物 | - | ||||||||||||||
| r- | 聞 | 下 | 擦 | 草 | 道 | 上 | 闘 | 狩 | 耳 | 地 | - | 緑 | - | 天 | - | 血 |
「-」...予備の領域
而...接続詞
橡...薄い茶色
おわりに
やっと終わった~~!!
これで思い残すことなく次回作に進めます。
(ミスがあれば指摘をお願いします。)
...改めて、自分の計画性のなさがわかりました。6回構成だと宣言しておきながら、実際は 1 1.5 2 3~6 の4回、だいぶ酷いですね...
次回作では、動詞が要求する項の種類の恣意性を減らすなどして、さらなる中立化を目指します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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