俊俊(シュンシュン)と申します。はじめて記事を投稿しますので、文章力や、設定に問題があると思います。また、より良い設定が浮かんだ場合はこれからも編集することがあり、少々内容に変化が加わると思いますが、ご了承お願い申し上げます。また、今回は、言語の紹介ではありませんが、言語を紹介する前の導入として、話者についての話者についての紹介です。よろしくお願いします。
目次
カウシュ人の発見
カウシュ人の発見は、1873年、シベリアでのことである。4年間行方不明であったロシア人男性。アレクセイ・ポクロフスキー氏とともに発見された。ポクロフスキー氏によれば、4年前の1869年7月、馬車でトムスクからクラスノヤルスクへ向かう途中ヒグマに遭遇した。馬車が暴走して、本来の道を大きく外れ、森の奥深くへと入っていまい、その過程で木々に当たり、馬車が壊れ、彼は馬車から投げ出されてしまった。熊は、馬車にあった食料を平らげるとどこかへ行ってしまった。ポクロフスキーは命拾いをしたが遭難してしまったという。帰り道を探して何日も彷徨う中、洞窟を見つけたので一休みしようと向かったが、疲労と空腹で気を失ってしまったという。気がつくと彼らは移動式典との中で謎の人々に介抱されていたという。彼らの外見は西洋人に似ていたものの、まったくロシア語が通じず、未知の言語を話していた。もとに戻ろうとしたが、動けず、結局彼らとともに生活することになったという。
どのような人々なのか
カウシュ人の外見は、周辺のシベリア先住民とは異なり、西洋人に近いものであり、堀が深く、鷲鼻、長頭といった特徴があるものの、高めの頬骨など、東アジア系の特徴もみられる外見をしている。比較的明色の肌を持ち、髪の色は黒や茶色が多いものの、金髪や赤毛といった髪色も一定数見られる。目の色は明るい茶色やヘーゼル色が多くみられる。また背が高い。
動物の毛や毛皮でできた服を身にまとっており、服装に関して言えば、周辺のシベリア先住民に類似している。
神話
カウシュ神話では偉大な創造神は、この世界は世界樹で成り立っており、12層に分けられ、我々がいる世界は第三層であるという。
犬やオオカミは重要な役割を果たすとされる。犬の神は死後、人々の魂を世界樹の根元へと連れていき、そこを経由して転生すると考えられている。そのため、カウシュ人は犬を大切にし、犬をぞんざいに扱えば世界樹の根元へ連れて行ってもらえずに転生ができないと信じられている。
カウシュ人の祖先は偉大なメスオオカミが生んだ双子の兄弟であるといわれている。兄はある日、魚の味を気に入り、世界中の魚を追い求めて東の地へと旅立ったとされる。一方弟は現地に残り、その後、西方からやってきた美女と結婚し、彼らの子孫がカウシュ人であるといわれる。
ついに判明した祖先
2023年のDNA分析によって、カウシュ人のゲノムの大部分が氷期シベリアの人類集団である古代北ユーラシア人に由来することが判明し、青銅器時代のタリム盆地にいた古代人との非常に高い遺伝的親和性が見られた。古代北ユーラシア人とは、旧石器時代前期に、初期の西ユーラシア系をベースに、初期の東アジア人と混血して成立し、後にアメリカの先住民と一部のシベリア先住民、インド・ヨーロッパ語族の祖先の形成に関わる人類集団だ。これは大昔から東西から数々の民族が往来し、栄枯盛衰を繰り返す中で、太古の時代から続く文化的・遺伝的独自性を保持してきたということを意味しており、彼らはまさに「最後の古代北ユーラシア人」である。これにより、氷河期のシベリアの言語や文化の解明が飛躍的に進むことが期待されている。
□主な祖先 The Main Ancestors
初期カウシュ人(6000年前) Early Khaushes (6000 years ago)
古代北ユーラシア人: 62〜84%
アルタイ狩猟採集民: 16〜38%
現代カウシュ人
初期カウシュ人: 72%
ウラル語族: 20%
その他: 8%
□Y染色体 Y Chromosome Haplogroup
R1* 92%
□ミトコンドリアDNA Mitochondrial DNA Haplogroup
U5
X2*
R1b
K
U2
A
B
U4
C
R*
まとめ
近年のゲノム分析により、カウシュ人が太古の人類集団の末裔であることが明らかになった。しかし、彼らの言語と他言語との関係など、まだ明らかになっていないことは多い。次回は彼らが話す。カウシュ語の詳細、および他の言語との関係に迫っていく。
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