こんにちは。コキあです。
この章の内容、文法がシンプルだからか全体的に薄め。
この節では命令文について解説していきます。
疑問文よりもさらに簡単なのでサクサク進めましょう。
命令文には、文頭改変詞「ラ」を使います。
キャ イール ツドードジョ ホーモ シフ キミガフ/
→あなたは包丁で人を切ります。ラ キャ イール ツドードジョ ホーモ シフ キミガフ/
→あなたは包丁で人を切りなさい。
動詞は、いますぐ行動を起こして欲しいなら原形を、いますぐではなく今後起こして欲しいなら未来形を使います。
「ラ キャ」と「ラキャ」は発音が似ているため、「ラ キャ」は「ラーキャ」と発音することが多いです。
文頭改変詞「メラ」を使うことで「してくれませんか」というニュアンスを表すことができます。
メラ キャ イール ツドードジョ ホーモ シフ キミガフ/
→あなたは包丁で人を切ってくれませんか。
「メラ」はお願いするようなニュアンスです。疑問文でもありますが、命令文に近い印象があります。
動詞が「ダンク」である動詞群に対して「ラ」などの文頭改変詞を使うこともできます。
キャ ニーツ ダンク ホソーソジョ メイロロ サットメイ/
→あなたはそこで遊んでいます。ラキャ ニーツ ダンク ホソーソジョ メイロロ サットメイ/
→あなたはそこで遊んでいなさい。
詳しくは第8章で解説しますが、命令文では「口語省略」というものがよく使われます。
簡単なものを1つ紹介します。命令文では主語の「キャ」が省略されるのことがあるのです。
ラ イール ツドードジョ ホーモ シフ キミガフ/
→包丁で人を切りなさい。
省略しないのが正しい文法ですが、日常的な会話では省略した方が多く使われます。
これで第6章の第4節は終了です。次回は文末改変詞について解説する予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
新出単語
付/ツドードジョ/切る
前/シフ/…で
名/キミガフ/包丁
改/ラ/…しなさい
改/メラ
/…してくれませんか
付/ホソーソジョ/遊ぶ
名/サットメイ/そこ
新出じゃない単語
形・名/キャ
/あなた,あなたの
動/イール/…になる
名/ホーモ/人
助/ニーツ/…ている
動/ダンク/…である
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