指格
Paifaias Vaifise an.
ヴェフィス語(Vaifise < Vaifise [NaiⅡ])で話す。Fai Dyai.
私はデュイン(Dyai < Dyan [Fa])に住む。
属格
Faivan Vaifiseit
ヴェフィス人の(Vaifiseit < Vafise [NaiⅡ])言語(≒ヴェフィス語)Faimiess faut
私の(faut < fa [fa])家族
奪格
Kailes Dyeun.
私はデュインから(Dyeun < Dyan [Fa])来ました。Fainsé Chaieteuné.
私はユエスレオネから(Chaieteuné < Chaiete [NaiⅠLé1E-ailes)行きます。
向格
Fainsé Dernel.
私はラネーメへ(Dernel < Derna [Fa])行く(≒アイル共和国に行く)。Raiders faigradel.
研究所まで(faigradel < faigrada [FaLs])私は同行する。
対格
Elfiaisé fainechékaile.
彼は百科事典を(fainechékaile < fainechékais [NaiⅠAs])読む。Faché fainiaile an.
年上の兄弟を(fainiaile < fainies [JerⅡLs])敬うべし。
主格
Voi failaisé var naisé fajue ats Fuji?
あなたは(naisé < nai)富士山に登ったことはありますか?
Qaissé Assaile nobleit kyéhedous le raidouir.
それは(qaissé < qais)政府派を落ちぶれさせた。
前置格
Laissegartés fol Vaifisets fai an.
ヴェフィス語について(Vaifisets < Vaifise [JerⅠ])私は学ぶ。Lysameis noits an saile?
これから、あなたは(noits < nai [naiⅡB-utDé])温まりますか?
ヴェフィス語の名詞って……?
練習問題
1."vai"「過去」という名詞の指格形はどのような形でしょうか?
答え
"vai" のクラスは[NaiⅡ]なので、指格形は "voi" となります。
ちなみに、文末に指格形を置くと過去時制の文を作ることが出来ます。
2.「あなたの言葉を」という一節を訳してみましょう。
語群:"nai"「あなた」[NaiⅡB-utDé], "faivan"「言葉」[FaL]
答え
まず、「あなたの」という部分を考えます。
名詞を修飾する格は属格なので "nai" を属格形の "naut" に変化させましょう。
次に「言葉を」という部分を見てみましょう。
行動の対象を表す格は対格なので "faivan" を "faivai" に変化させます。
ヴェフィス語の修飾語順は後置なので、属格の名詞も後ろから前に修飾します。
このため、単語の順番は "faivai naut" となり、これが正解となります。
3.challais「~のような」という前置詞は、前置格を取ります。それでは「あなたのような」という一節はどのようになるでしょうか?
答え
「あなた」は "nai" で、この名詞は[NaiⅡB-utDé]という変化をするので、前置格形は "noits" になります。
このため、「あなたのような」は "challais noits" と書くことができます。
まとめ
・ヴェフィス語には指格、属格、奪格、向格、対格、主格、前置格がある。
・指格は、リパライン語の "fal" に近い意味を持ち、場所や道具を表す。
・属格は、リパライン語とは異なり必ず被修飾語の後ろに来る。形容詞、副詞も同じように後置修飾である。
・奪格は、リパライン語の "ler" と近い意味を持ち、移動の起点などを表す。
・向格は、リパライン語の "-'l" と近い意味を持ち、移動の方向などを表す。
・対格は、リパライン語の "-'i" と近い意味を持ち、行動の対象などを表す。
・主格は、リパライン語の "-'s" と近い意味を持ち、行動の主体などを表す。他の格変化と異なり、辞書形そのままか、辞書形に -sé という語尾を付けて作る。語尾が付くかどうかは時と場合による。
・前置格は、現代標準リパライン語に相当するものは無い。前置詞のあとに来る名詞の支配格であったり、一部の動詞の格支配で用いられる。
・前置詞は、前置格以外の格を取る場合もある。
・翠くんはアドリア海で鮫と戦っている(現況報告)。
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Lの後のéやsはカッコ内のそれだけを全てつけるという意味を表す。例えば "FaLé" という単語コードは "FaCéDé" と同じ意味である。 ↩
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