こんにちは。コキあです。
章末問題って誰か解いてくれているのでしょうか。誰かが解いてくれることを願って、ラテン文字転写の問題です。(全2問)
(1)次のカタカナ転写されているキャア語をラテン文字転写に直しなさい。
ニーニシュ
(2)次のラテン文字転写されているキャア語をカタカナ転写に直しなさい。
râsũ
正解は
↓
↓
↓
(1)nīnisũ
(2)ラッシュでした。
あなたはこの問題を解きましたか?
解かなくていいです。
さて、この節では、第3章までで学んできたことをまとめて問題にしました。
全9問。何問解けるか挑戦してみてください。
これまでの記事で使った単語のみが登場します。習っていない単語は出ないので、安心してください。
まだ記事を読んでいない人は、先に読んでおいてください。(連載になっているので、このページ上の方から記事に飛べると思います。)
(1)次の単語の意味を答えなさい。
テーミレン
(2)次の日本語の単語をキャア語に訳しなさい。
魚
(3)次の( )に当てはまる単語を、3つの中から選びなさい。
ニャ イール フテーテジョ ( ) カールロク/
1.タイメ
2.クイーレン
3.セイマ
(4)次の( )にあてはまる単語として最も適切なものを、訳を参考にして3つの中から選びなさい。
ニャ ダンク レーレノ ペレムテレン アーポ/( ) ダンク
ツラマ ホメレン/
→私は高いリンゴを持っています。そのリンゴはとても美味しいです。
1.テキ
2.テルル
3.テオーン
(5)次の( )にあてまる語句を、訳を参考にして答えなさい。ただし、1語とは限りません。
シット ダンク ( )/
→これは私の椅子です。
(6)次の単語を文の中に入れるとき、適切な位置を(A)から(C)の中から1つ選びなさい。
リュマ
ラキャ (A) ザコーキュ (B) ダンク (C) ゴートレン/
(7)次の{ }の中の4つの単語を、訳を参考に並び替えて正しい文にしてください。
ラキャ ホーモーピ ドット{トートジョ,ツナイマ,イール,ホーム}/
→彼はたまにチョコレートを作るそうです。
(8)次の文をキャア語に訳しなさい。
私たちは花ではないものを手に持っています。
(9)次のキャア語の文を日本語に訳しなさい。
ラキャ シット デレン カーカシュッス ダンク ニャ ギャズ/
※「ギャズ」は「もの」という意味の名詞でもあります。「ニャ ギャズ」は「私のもの」と訳してください。
以下はヒントです。
ヒントを見ずに解きたい場合は見ないようにしてください。
ヒント
付/タレーレノ/手に持っている
助/ドット/…そうだ
形/デレン/黒い
形/ルオ/…たち
形/アン/…ではないもの
※(「アン」にはその他の意味もあります。)
副/ツナイマ/たまに
名/カーカシュッス/ペン
名/シツゼツ/椅子
名/ホーム/チョコレート
名/エンデ/花
お疲れ様でした。
答えは下にあります。
解き終わってから見るようにしてください。
解答
(1)広い
(2)チヌキュ
・(1)(2)の解説
覚えましょう。
(3)2.クイーレン
・(3)の解説
名詞の直前に、名詞や副詞を置くことは基本的にありません。「カールロク」という名詞の前に、「タイメ」という名詞や「セイマ」という副詞は不適切です。
形容詞は名詞の直前に置くことでその名詞を修飾することができます。「クイーレン」という形容詞を名詞に置くのが適切です。
(4)3.テオーン
・(4)の解説
文の訳を見てください。「そのリンゴ」というのは、私の持っている高いリンゴのことだと読み取ることができます。前に登場する名詞と全く同じものを代用する反復詞は「テオーン」です。
「テキ」は前に登場する、名詞のみを単に代用する反復詞です。そのため、( )の中に置くと、「そのリンゴ」ではなく、単に「リンゴ」と訳されてしまいます。
「テルル」は前に登場する名詞の性質なども一緒に代用しますが、全く同じものを代用するわけではないのでやや不適切です。
(5)ニャ シツゼツ
・(5)の解説
「ニャ シツゼツ」は「私の椅子」という意味です。「私の」という意味の形容詞でもある「ニャ」が「シツゼツ」を修飾しています。
(6)(C)
・(6)の解説
「リュマ」は形容詞や副詞の意味を否定する副詞です。
名詞の前にこの語を置いて修飾することはありません。また、動詞群の前に置いて修飾することもほとんどありません。
形容詞である「ゴートレン」の直前に置くのが正しいです。
(7)ラキャ ホーモーピ ドット イール トートジョ ホーム
ツナイマ/
・(7)の解説
「ドット」は助動詞のため、動詞群の一部です。動詞群の続きとして、「イール トートジョ」と続け、目的語の「ホーム」を置きます。
「ツナイマ」は副詞で、ここでは文末に置くことで動詞群を修飾しています。
(8)ニャ ルオ ダンク タレーレノ アン エンデ/
別解:ニャ ルオ タレーレノ アン エンデ/
・(8)の解説
主語は「私たち」です。「…たち」という意味の後置修飾する形容詞である「ルオ」で「ニャ」を修飾しましょう。
動詞群は単に「ダンク タレーレノ」とするだけです。動詞を省略して「タレーレノ」としても間違っていません。
目的語は「花ではないもの」です。名詞を否定するときは「アン」を使います。「花」という意味の名詞「エンデ」を「アン」で修飾しましょう。
(9)(例)この黒いペンは私のものです。
・(9)の解説
主語が代名詞ではないため、「ラキャ」が置かれています。訳すときは「ラキャ」は無視しましょう。
「シット」は、ここでは「この」という意味の形容詞、「デレン」は「黒い」という意味の形容詞です。どちらも「ペン」という意味の名詞「カーカシュッス」を修飾しています。
つまり、「シット デレン カーカシュッス」は「この黒いペン」となります。重ねがけを使っています。
あとは、動詞の「ダンク」を「…である」と訳し、日本語訳を完成させましょう。
訳はあくまで一例です。意味があっていれば正解です。
これにて第3章は全て終わりました。
第4章も投稿する予定ですので楽しみに待っていてくれると嬉しいです。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
追記:第4章が始まりました。こちらから。
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