こんにちは。コキあです。
ラテン文字転写のローマ字と違う部分 その3
・「ッ」は直前の母音に「^」をつける。
(例)「メノコット」→「menokôto」
サーカムフレックスっていうの?
さて、この節では副詞について解説していきます。
副詞は形容詞と文法が似ているので、簡単です。なんなら解説することも形容詞より少ないです。
形容詞は5つに分類していましたが、副詞は基本的に分類しません。ただ、あえて分類するなら以下のようになると思います。
- 副詞(普通の副詞)
- 数詞のみを修飾する副詞
- 疑問詞
副詞の分類に関しては正確に定められているわけでもないので、全く重要でないです。
この分類でいうならば、この節では1.の副詞のみを解説します。
副詞は主に2つの使い方があります。
- 動詞群の修飾
- 形容詞の修飾
- 副詞の修飾
そして、どの使い方も簡単な文法です。
ニャ セイマ イール リーリシュ カラ レッテルト/
→私はよく図書館まで行きます。ニャ ダンク タレーレノ ツラマ クイーレン エンデ/
→私はとても美しい花を手に持っています。
副詞を修飾する例は挙げることができませんでした。(副詞が副詞を修飾する例を挙げようとすると、どうしても解説していない文法が出てしまうのです。)
副詞が何かを修飾するときは、副詞を修飾するときも含めて次のルールに従います。
そのルールとは、修飾される語の前に副詞を置くことです。
1つ目の文では、動詞群の「イール リーリシュ」の前に副詞の「セイマ」を置いて修飾しています。2つ目の文でも、形容詞の「クイーレン」の前に副詞の「ツラマ」を置いて修飾しています。
形容詞も副詞も、基本的には前置修飾なのです。
ちょっとした話です。
副詞で動詞群を修飾するとき、文末に副詞を置いて修飾することができます。
ニャ イール リーリシュ カラ レッテルト セイマ/
→私はよく図書館まで行きます。
1つ目の例文と全く同じ意味になっています。キャア語の方も基本的には同じですが、「セイマ」の位置のみ違います。
文末に置かれた副詞は、動詞群を修飾するというルールがあるのです。そのため、動詞群を副詞で修飾するときは、動詞群の前に副詞を置いても文末に副詞を置いても良いわけです。
どちらでも良いのですが、基本的には動詞群の前に置いて修飾することが多いです。
これで第3章の第2節は終了です。次回は代名詞について解説するする予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
新出単語
副/セイマ/よく
前/カラ/…まで
名/レッテルト/図書館
付/タレーレノ
/手に持っている
副/ツラマ/とても
形/クイーレン/美しい
名/エンデ/花
新出じゃない単語
形・名/ニャ/私,私の
動/イール/…になる
付/リーリシュ/行く
動/ダンク/…である
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