こんにちは。コキあです。
前回の記事でも言いましたが、文法解説の章末問題として長文読解問題を作ろうとしています。しかし、全く内容が思いつきません。
考え続けても思いつかないので、気分転換に簡単な記事を投稿します。
キャア語の単語を作るとき、綴りはある程度考えて決めています。例えば、「『キ』の音が使われた単語は『希望』を表す傾向があるから、希望に関わりのある単語に使おう」とか。
その中でも、個人的におしゃれな綴りに仕上がったと感じた単語を2つ紹介します。
0.付動詞についてのお話
本題に入る前に、キャア語の付動詞についての話を軽くしておきます。
付動詞は、他の言語における動詞に当たるものです。
付動詞は「基礎部となるもの」と「そこから派生したもの」の2種類に分類されます。前者後者ともに正式な名前はついていませんが、ここでは前者を「基礎語」後者を「派生語」と呼ぶことにします。
基礎語とは、他の付動詞の基本的な意味となることが多い付動詞です。
対して派生語は、基礎語から意味を少し変えたり、狭めたりした意味となります。
例えば「ジフーフジャ」という派生語は、「フーフジャ」という基礎語が派生したものです。「フーフジャ」は「食べる」という意味ですが、「ジフーフジャ」は「噛む」という意味です。
とりあえずここでは、「派生語」は「基礎語」から意味を派生させたものであることだけ理解してください。
1.キザーザシュ
本題へ入りましょう。
「キザーザシュ」は「望む」という意味の付動詞です。「ザーザシュ」という単語から派生しました。
この「ザーザシュ」とは「決める」という意味の基礎語です。
一見、基礎語とその派生語の意味が全く違うように見えます。ですが、このようにした理由がしっかりとあります。
私は、「望む」というのは、自分の願いを「決める」ことだと思いました。願いが何なのかを決めずに望むことなどできません。
望むことは、願いを決めること。なんか、よくない?
補足ですが、似た意味の単語に「キヘーヘノ」というものがあります。「キザーザシュ」がただただ望むだけなのに対し、「キヘーヘノ」は願いを叶えるため努力しています。「キザーザシュ」はただただ決めただけというわけです。
2.バヘーヘノ
「バヘーヘノ」は「恋している」という意味の付動詞です。「ヘーヘノ」という単語から派生しました。
「ヘーヘノ」は「欲している」という意味の基礎語です。要は、「自分のものにしたい」という意味です。
もうお分かりですね。ちょっと生々しい気もするので説明は割愛します。
補足ですが、「ミトートノ」という基礎語があります。これは「好きである」という意味です。こっちの派生語にしなかったからこそ、奇妙なおしゃれさがあるように感じます。
皆さんの言語ではこのようなことを考えて造語することはありますでしょうか。ぜひ、あなたにとってのおしゃれな単語を作ってみてください。
最後まで見てくださり、本当にありがとうございます。
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