さっき思いついた難しすぎる言語（ma1.35語）

ma1.35語はさっき思いついた言語であり、子音音素と母音音素の種類が少ないことが特徴である。

（※既存の言語とネタがかぶっていたら申し訳ありません。また、文系なので計算が間違っていたりおかしいところがあったりしたら申し訳ありません。）

子音

子音音素は/m/[m~b]のみである。

母音

母音音素は/a/[a~æ~ə]のみである。

音節構造

音節構造はCVのみで、1音節語しか存在しない。

母音の長さ

ma1.35語では母音の長さを理論上299711段階区別する。すべての単語は母音をどのくらい長く発音するか（相対的ではなく絶対的な時間）によって区別されるため、単語の数だけ母音の長さの種類がある。

つづり

ma1.35語ではaの後ろに母音が何ポボチョフ間発音されるかが数字で表記される。ポボチョフはma1.35語が存在する世界で使われている時間の単位であり、現実世界の992/991秒に相当する。
固有語では小数点第4位まで、借用語も含めると小数点第5位までの区別が確認されているが、たとえばma1.35000の場合、ma1.35と0を省略して表記することが多い。
基本的に単語ごとに分かち書きをし、1音節ごとの分かち書きはしない。

語例

ma1.35 「人間」
ma3.78　「言葉、口」
ma3.78ma1.35　「ma1.35語」
ma2.281　「頑張れ」
ma2.2811　「（罵倒語）」
ma2.2812　「ありがとう」

借用語

ma1.35語は音節構造が非常に単純なため、借用語や外来の固有名詞をそのまま表すのは困難である。そこで、固有語に使用されていなかったma6.52~ma8.86255の領域を借用語用の領域として割り当て、次のようなシステムで機械的に語形を決定している。以下、tempuraという架空の語を例として説明を行う。

（１）もとになる語をネディウ文字（地域において支配的なネディウ人のネディウ語の文字）で表記する。
ネディウ文字をラテン文字に対応させるとa, b, c, d, e, g, h, i, j, k, l, m, n, o, p, r, s, t, u, w, zの如くであり、f, q, v, x, yにあたるものはない。以下、ネディウ文字を対応するラテン文字で表記する。
tempura

（２）各ネディウ文字をa-1, b-2, c-3…という風に数字(22進数)に変換する。
(a-1, b-2, c-3, d-4, e-5, g-6, h-7, i-8, j-9, k-A, l-B, m-C, n-D, o-E, p-F, r-G, s-H, t-I, u-J, w-K, z-L)
I5CFJG1

（３）できた数字列を4文字ごとに区切る。ネディウ文字4文字がma1.35語での1音節に対応する。3文字以下になった場合、左に0を挿入して4文字にする。
I5CF 0JG1

（４）できた数字列を10進数に変換し、1/100000にする。
1.94363 0.09549

（５）各数を6.52に足す。
8.46363 6.61549

（６）得られた数字をmaの後ろにつけ足せば借用語のma1.35語での語形が完成する。
ma8.46363ma6.61549 = tempura
発音の仕方：/ma/の母音を8.47217049445秒間伸ばして発音した後に、/ma/の母音を6.62216557013秒間伸ばして発音する。

母音の長さの種類

もっとも長く母音を発音する単語はma9.112「つぶやく」、短く発音する単語はma0.224「ゴリラ」である。
固有語は小数点第4位まで、借用語は小数点第5位までを区別するから、存在しうる母音の長さの種類は、固有語のma0.2240~ma6.5199までは62960種類、借用語のma6.52000~ma8.86255までは234256種類、ma8.86256~ma8.86259は発音の区別として理論上存在せず、固有語のma8.8626~ma9.1120までは2495種類なので、62960+234256+2495=299711通りの母音の長さを、理論上区別するといえる。しかし当然、すべての母音の長さが使われているわけではない。
（間違っていたらすみません…）

文法

後置修飾が多いこと以外未定

終わり