はじめまして、pakuと申します
今日からこちらのサイトmigdalにて、私の作る創作言語について様々なことを発信していきたいと思います!
今回ははじめましてということで、軽く自己紹介を含めた創作言語の紹介をいたします。ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです!
※自己紹介は軽く読み飛ばしていただいても構いません◎
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自己紹介
私pakuは、現在(2023年)は高校一年生で作家をしている者です。
主に小説や舞台脚本を執筆していて、その一環として言語創作にも手を出してみよう!と思い、作成に踏み切るに至りました。
私には四つ上の姉がおりまして、彼女はつい最近留学から帰ってきた準帰国子女です。そのため家庭内でも英語に触れる機会が多く、本質的なところにも興味を持ちました。
もちろん私も英語のすべてを知っているわけではありません。得意教科であることは間違いありませんが、ネイティブのように話すことができるわけではないということも事実です。
それも含めて、私が言語という一種のコンテンツを楽しめるように、創作言語には力を注いでいきたいと思っています!
さて。私は言語を作る上でこれだけは大切にしたいということがあります。
それは、『楽しんでやる』ということ!
言語というのは非常に複雑で、かつ厳格なルールに則って情報の媒体という役割をこなす存在です。
ですが、私たちが普段日本語を話すときに、「この語は副詞節だから文のここに持ってきて…」と考えているわけではありません。きっと日本語に関わらず、英語でもネイティブの会話の中の文法構築はほぼ無意識でしょう。
私の作る言語もいずれはそうなるべきだと思いました。感覚とパッションの中に、ちょこっとルールがある。そんな感じでいいのでは?と。
というわけで、私の創作言語において『連鎖関係代名詞』やら『三人称単数現在形』やら、そんな小難しいことは一発でポイします!!!
もしかしたら、上記した私のイデオロギーは他の言語作家さんには解せないものとなるかもしれません。私もそれは重々承知でございます。
それでも、親しみやすさ、楽しさを何より貴重とし、言語の基調とする…それは曲げずにやっていこうと思います。
何卒よろしくお願いします(o_ _)o))
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創作言語『エトゥレ語』の紹介
それではこちらの記事での本題、創作言語の正体を発表させていただきます。
それはズバリ、『エトゥレ語』です!
まあ固有名詞なのでご存じの方はいらっしゃらないと思います。
ご安心を、私が一から百二十までご説明いたします(´∀`)
『エトゥレ語』とは、私を著作者とする完全オリジナルの言語。
子音14字、母音4字、計18字分の音素と記号を持った小規模な言語体系です。
「…え、少なくない?」と思った方。まさにその通り。
この言語の最たる特徴は、文字の少なさにあります。
そもそもこの言語が発足した当時の文字数は、なんと11字。今になって少し増えたというわけですね。その理由を、かるーーー説明いたしましょう。
みなさん、一度『T』の発音をしてみてください。
「ティー」と読むのではなく、「トゥ」みたいなやつ。子音の音として無声音で、舌先を弾けさせるみたいな発音ですね。小学校か中学校の英語の授業で似たようなことしませんでしたか?その頃を思い出して、どうぞ。
はい。では次は『D』の発音もお願いします。
今度は「トゥ」じゃなくて「ドゥ」になりましたね。そのため無声音から有声音になったと思います。できましたか?
最後は、『L』の発音をどうぞ。
Rの発音ではないので、無理に巻き舌にしなくて結構です。
先の二つと違って「ルッ」みたいになれば正解です〇
ありがとうございました。
して、みなさん。この三つの発音をしてみて、何か気付いたことはありませんか?
……そうですね、舌の位置がほぼ同じですね!
「トゥ」を少し変えれば「ドゥ」にも「ルッ」にもなりますね。
ということは、これらの三つは大雑把に『ほぼおんなじ!』と言えちゃうわけです。厳密には全然違うそうですが、同じと扱う人は少なくありません。
例えば、英語の"water"。そのまま読んだら「ウォーター」ですよね。
ですがこれを英語のネイティブスピーカーが発音すると……
「ワーラー」みたいになりますよね。
これも言ってしまえばwaterのtがlに勝手に変換されちゃってるだけなんすよ!
それはなぜか?『舌の位置がほぼ同じだから』です!
それを踏まえた上で、エトゥレ語を見てみましょう。
エトゥレ語では、Tを表す文字は以下のように書きます。
対してDを表す文字はこう。
Tはこう。
見比べてみて分かる通り、文字そのものの形状が一致していて、点が増えているだけですね。
つまりエトゥレ語においては、『同じ舌の位置に来る文字は点で違いを表す』という表記の仕方をします。
前述にて「元は11字しかなかった」と申し上げたのは、Tの音が誕生してからD、Lが派生したからなんですね。
他にも、PからBが派生したり、SからZが派生したり、KからGが派生したり、etc……
どうです、表音文字と発音の関連性一つとっても、まあまあ面白いでしょう。
私はこういった発音の類似性のようなものを英語で発掘して、そこから「じゃあ自分の言語ではグループ分けしてやろう!」と思い立ったのです。
共感していただける方がいたら結構盛り上がると思います|д゚)
そんなユニークな言語、エトゥレ語。
まず『エトゥレ』って何だよ、ということもついでにお話ししておきます。
そもそもエトゥレ語という固有名詞は私発祥の言葉ではございません。
というのも、私はずっと創作言語を作成している間は、この言語を『創作言語』という名称で呼んでいました。要は、タイトルが思い浮かばなかったということです。
そんなとき、創作言語界隈でとある人と知り合い、成り行きで言語の名前を考えていただくようお願いしてみました。
結果、「舌先で発音するT音とL音を入れた『エトゥレ』という単語を『舌』という意味の語として、転じて言語の名前にもなったという設定にしよう」と、それはまあ詳細に考えてくださいました。
そんなこんなで、今はこの言語を代表するよきタイトルとして多用させていただいております。大感謝!!!
他にも、『文字は右から左に横書きするルール』だとか、『助動詞は文頭に置く』だとか、『時間や感情をすべて距離で表す文化』だとか、エトゥレ語の魅力はまだまだたくさんあります。
ですがさすがに、ここですべてを説明しきることはかないません。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、これから定期的に更新する記事にてそちらも触れていきますので、そちらをご覧ください!
もちろん文法の解説や単語の複合なんかも記事にまとめていきますので、「本気でエトゥレ語を極めたいんじゃあ!」という方はじっくり読み込んでいただければと思います(⌒∇⌒)
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最後に
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたか?
正直このサイトで投稿する内容か…?というくらい個人ブログじみた文章になってしまいましたが、そのあたりはご寛恕ください(笑)
実のところ、この創作言語を作成しはじめたのは今からおよそ一、二か月ほど前。つまりそれくらい経過しているということです。
それゆえ既にたくさんの単語が生まれ、文法や言語の背景にある文化など様々なことが構築されていっています。
これからの記事では、それを軌跡として残すように、あるいはメモとして未来の自分が忘れないように、事細かに記していくつもりです。
ぜひ私含めエトゥレ語の進化を見守っていただければ幸いです!
それではまた次の記事で。
古い順のコメント(1)
おおおすごーーーーく面白そうですね、楽しみです!
ぱくさんのイデオロギーには共感するところがあります。トキポナという人工言語が好きなもので……。
時間や感情を距離で例えるというのもとても気になります。次の記事お待ちしていますっ