どうも、ツナホシです。
この記事ではクラトニ語の文字とその発音について書いていきます。
文字
クラトニ語では25種類の独自の文字(クラトニ文字)といくつかの約物を使用します。また、その文字はアルファベットに分類される表音文字です。
クラトニ文字で母音を表す文字のみ、語頭で大文字になります。
以下はその文字の一覧です。
上段は左からa,e,i,u,o,vの大文字と小文字
中段は左からk,t,p,f,h,x,s,w,yの小文字
下段は左からb,m,n,d,g,r,c,q,z,jの小文字になっています。
これは約物です。
. | , | ? | ! | ' | [] | () |
---|---|---|---|---|---|---|
racna | zamuracna | furacna | aracna | teqta | ocsu | gionsu |
文の終わりを示す | 文を読みやすくするために置かれる | 疑問を示すためにracnaの代わりに置かれる | 感嘆や怒りなどを示すためにracnaの代わりに置かれる | 特定の単語や数字の境に置かれる | 実際に発言されたことを中に書く | 実際には発言されなかったことや追記を書く |
また、単語と単語の間にはスペースを入れます。
発音
クラトニ語で使用される発音は日本語の発音をベースにいくつかの音を加えたり外したりして決められました。
qは日本語の促音を表し、cは日本語の撥音を表します。
また日本語に無い音としてvがあります。
以下はその文字と発音の対応表です。
前舌 | 中舌 | 後舌 | |||
---|---|---|---|---|---|
狭 | i[i] | u[ɯ] | |||
半狭 | |||||
e[e̞] | v[ə]※1 | o[o̞] | |||
半広 | |||||
広 | a[ä] |
両唇音 | 唇歯音 | 歯音 | 歯茎音 | 後部歯茎音 | そり舌音 | 硬口蓋音 | 軟口蓋音 | 口蓋垂音 | 咽頭音 | 声門音 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
破裂音 | p[p],b[b] | t[t],d[d] | k[k],g[g] | q[ʔ] | |||||||
鼻音 | m[m] | n[n] | c[ɴ] | ||||||||
摩擦音 | f[ɸ]※2 | s[s],z[z] | h[ç]※3 | h[h] | |||||||
接近音 | w[β̞] | r[ɹ] | y[j] | ||||||||
破擦音 | t[t͡s]※4,z[d͡z]※5 | t[t͡ʃ]※6,j[d͡ʒ] |
その他記号 |
---|
x[ɕ] |
※1 発音されないこともあります。
※2 無声唇歯摩擦音で発音してもよい。
※3 後ろの母音が i である場合のみ。
※4 後ろの母音が u である場合のみ。
※5 語頭か、前の子音が c か q である場合のみ。
※6 後ろの母音が i である場合のみ。
子音連続
クラトニ語ではたいてい子音連続が起こることはありません。
しかしcやqはそれ自身で1音節とみなされるためその後ろに子音がある場合に子音が連続します。
音挿入
iやuの後ろに他の母音が隣接している場合、その母音の前にyやwを入れて発音することがよくあります。(boriasuなど)この場合スペルに変化はありません。
アクセント
この言語ではアクセントについて特に決まりがあるわけではありませんが、2音節目に置かれることが多いです。
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