こんにちは。コキあです。
文法を改訂しようと思っています。といっても、特別大きなものでもないですし、まだ解説していないところなので心配する必要はないのですが。
第7章では連付動詞、複文、無法文について解説していきます。過去一レベルで難しい章となっているので、気合を入れて解説します。
この節では連付動詞について解説していきます。なかなかいやらしい文法ですので気をつけてください。
第1章はこちらから。
第2章はこちらから。
第3章はこちらから。
第4章はこちらから。
第5章はこちらから。
第6章はこちらから。
連付動詞は、同時並行することを表す文法となっています。例えば、「私はお菓子を食べながら勉強する。」といった文章に使えます。
ここでは、「私はお菓子を食べながら勉強する。」という文章を翻訳していきながら解説します。
この文は、「私はお菓子を食べる」と「私は勉強する」というように分解することができると思います。それぞれを訳してしまいましょう。
ニャ イール フーフジャ キャヌソート/
→私はお菓子を食べます。ニャ イール ミャーミャシュ/
→私は勉強します。
これらをくっつけることで同時並行を表します。
連付動詞は、動詞の後に付動詞を2つ置きます。ここでは「フーフジャ」と「ミャーミャシュ」です。
ニャ イール フーフジャ ミャーミャシュ/
→私は食べながら勉強します。
このように付動詞を連続させて置くので「連付動詞」と呼ばれます。
あとは目的語を置くだけです。
ただし、このケースではそのまま置いてはいけません。
ニャ イール フーフジャ ミャーミャシュ キャヌソート/
→私はお菓子を食べながらお菓子を勉強します。
連付動詞の文法を使って、目的語が1つの場合、両方の付動詞の目的語が一致しているという意味になります。(付動詞が両方、他付動詞の場合。)
ここでは、「イール フーフジャ」の目的語と「イール ミャーミャシュ」の目的語が両方「キャヌソート」であると解釈されてしまいます。
連付動詞の文法を使う場合、目的語を複数置くことができます。
前に置いた付動詞に対応する目的語を前に、後に置いた付動詞に対応する目的語を後に置きます。また、それぞれの目的語の間にはレイグを置きます。
ここでいう前に置いた付動詞は「フーフジャ」なので、それに対応する目的語「キャヌソート」を前に置きます。後に置いた付動詞「ミャーミャシュ」に対応する目的語は無いので、無名詞を置きます。
ニャ イール フーフジャ ミャーミャシュ キャヌソート:ギャズ/
→私はお菓子を食べながら勉強します。
これにて完成です。
連付動詞と似た文法に「連動詞」というものがあります。これは、動詞群を2つ連続させて置く文法です。
ニャ イール フーフジャ イール ミャーミャシュ
キャヌソート:ギャズ/
→私はお菓子を食べながら勉強します。
「イール フーフジャ ミャーミャシュ」と「イール フーフジャ イール ミャーミャシュ」は全く同じ意味です。
連動詞の文法は、助動詞を使う場合や動詞が「ダンク」と「イール」で異なる場合などに使います。
これで第7章の第1節は終了です。次回は名詞化について解説する予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
新出単語
名/キャヌソート/お菓子
新出じゃない単語
形・名/ニャ/私・私の
動/…である
付/フーフジャ/食べる
付/ミャーミャシュ
/勉強する
名/ギャズ/もの,何か
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