(oωo)/はくメなです!最近はなんにもしてませんでした。そろそろ仕事します。
前回のあらすじ
- 解説する順番は文法書の順番と同じようにすることにした。
- 基本語順とかを解説した。
- 正直文法書を読んだ方が早い気がする。
はじめに
そろそろだらーり・ふぉるつぉるふぇーのお時間だろうと思い(?)、重い腰を上げて第3回を始めてます。ここ最近は文法書も辞書もあんまり更新してなかったですねえ。そろそろ動くので安心してください。
さて、前回文法書とおんなじ順番で紹介することをお約束したので、今回は名詞についてのお話ですね。早速やってこー。
格辞ってなに???
「格辞」は、言語初心者のこの私はくメなが生み出した造語です!勝手に用語を作ってやりました。
雰囲気である程度察したとは思いますが、この「格辞」は付けることで名詞の格を表現できる接尾辞です。要は、くっつける助詞みたいなやつです。今のところ格辞は8種類あります。
訳 | 意味 | 格辞(語末が母音、子音) | 格 |
---|---|---|---|
~が、~は | 主語 | +∅, +∅ | 主格 |
~を | 直接目的語 | +∅, +∅ | 対格 |
~に、~へ | 間接目的語 | +s, +es | 与格 |
~の | 所有、部分、性質 | +t, +et | 属格 |
~で | 場所 | +n, +en | 処格 |
~に | 時刻 | +k, +ek | 時格 |
~から | 起点 | +l, +el | 奪格 |
~で | 道具, 手段 | +f, +ef | 具格 |
格辞が付く単語の語末が母音だと前者、語末が子音だと後者を付けます。
使い方は、もうほぼ助詞みたいな感じです。
nevo xilek ficon lavos.
私は花をあなたにあげた。
「nevo」は「私」、「xilek」は「あげる」、「ficon」は「花」、「lavo」は「あなた」です。「lavo」に格辞「+s」が付いてるので、「あなたに」「あなたへ」という意味になってます、ヨシ!
lavo awenil xogateven.
あなたは図書館で寝た。
「awenil」は「寝た」、「xogatev」は「図書館」です。「xogatev」に格辞「+en」が付いてる(「+n」を付けて「xogatevn」みたいにはなりませんよ)ので、「図書館で」となっています。ヨシ!
疑問詞への活用も…
ちなみに、前回書いた疑問詞一覧の表に「いつ」とか「どうやって」とかがなかったのは、これらが格辞で表現できるからです。「いつ」は時格だから「mine」に「+k」を付けて「minek」、「どうやって」は具格だから「+f」を付けて「minef」みたいにね。
整数
数は、「数の読み」と「位を表す接辞」で表せます。これは見た方が早いやつです。
数 | 数詞 | 数 | 数詞 | |
---|---|---|---|---|
0 | vuk | 5 | wuz | |
1 | fil | 6 | gif | |
2 | xon | 7 | yok | |
3 | sam | 8 | vam | |
4 | led | 9 | xes |
まず、「数の読み」はこの10種類です。ツォルフェー語は10進法を使ってるので0から9の10種類なんですねぇ。
ツォルフェー語は、ここにさらに「位を表す接辞」を付けます。
位 | 接辞 |
---|---|
一(10⁰) | +u |
十(10¹) | +i |
百(10²) | +o |
千(10³) | +a |
数が4桁以下の場合は、こいつらを上の位から順に繋げていけば完成です。
例えば…どうしよ、例に使う数思いつかない…
ああそうだ、0~9999で乱数生成しよ。
私「ねぇねぇ、0~9999でてきとーに乱数生成してくれない?」
Google「最小が0、最大が9999…だね」
私「そうね。」
Google「おっけー、9575って出たよー」
私「はーい」
……よいしょっと。
はい、結果が「9575」だったんで、これをツォルフェー語に翻訳しまーす。
まず、最初は9000ですね。「9」は「xes」、千の位の接辞が「+a」なので「xesa」です。
500も5の「wuz」と百の位の「+o」で「wuzo」ですね。
同じ感じで70は「yoki」、5は「wuzu」ですかね。
あとは繋げて「xesawuzoyokiwuzu」。ハイ完成!おめでとう!!!
さて、これは4桁以下の数の場合でした。じゃあ5桁以上はどうなるんでしょう。まあほとんど一緒なんですけど。
ただ、5桁以上になると「位を表す接辞」がちょっと増えます。こんな感じです。
位 | 接辞 |
---|---|
万(10⁴) | +epu |
億(10⁸) | +eki |
兆(10¹²) | +eto |
京(10¹⁶) | +esa |
4桁ずつで区切ってる感じですね。区切った4桁は、4桁以下の数とおんなじ手順で読みます。
これも例にする数があればいいんですけど…どうしよ…
よし、私がMigdalに登録した日「20231226」でいきますか。
まず4桁ずつに区切るので、「2023」と「1226」に分けます。んで、「2023」は、さっきの手順でいくと…
…あ、百の位に0がありますね。このときは、0のある位は読みません。
なので……はい、「xonaxonisamu」になりました。
次、「1226」は……うん、「filaxonoxonigifu」になるっぽいです。
あとは、「2023」の方に位を表す接辞「+epu」をつけなきゃいけないんでしたね。
これで繋げたら「xonaxonisamuepu-filaxonoxonigifu」。ハイ完成!頑張った!!!
整数でない数
じゃあ、整数ではない数、例えば「1345.67」とか、「1億分の1」とかはどうやって表すのでしょう。
これは、まだ決まってません!!!!!やれたらやる!!!!!
数の使い方
ちなみに、数を文章中で具体的にどう使うかもまだ決まってません!!!!!やべえ!!!!!
おわりに
こんな感じでございました。割と普通の言語でしたね。多分これからもずっと普通の言語として運用されるんでしょうねぇ。あとはてきとー練習問題を載せたら今回はおしまいです。あじゃじゃした。
てきとー練習問題
問1.
以下の単語を、[カッコ]内で示された格に合わせて活用させてください。
- taxep(衣服)[属格]
- mabom(母)[与格]
- vanos(火)[具格]
- lenatev(本屋)[処格]
- nelnikot(一昨日)[時格]
問2.
以下の数をツォルフェー語に翻訳しましょう。
- 12
- 623
- 2024
- 4630万
- 1億2345万6789
解答 問2.解答
問1.
それでは、temoxi.
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