こんにちは。コキあです。
ついに文法解説最終章です。張り切っていきましょう。
この章では、キャア語のまだ解説していない表現について解説していきます。表現が雑多に並んでいる闇鍋状態です。
この節では受け身の表現と倒置表現を解説します。あまり使わない文法です。
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第7章はこちらから。
まずは受け身について解説していきます。
キャア語の受け身では、少し変わった文法を使います。受け身を表すときは動詞を変化させることが多いでしょうが、キャア語ではそうしません。
それでは、受け身の文法について解説していきます。以下の文を受け身の文にしてみましょう。
ニャ イーラー メホーホノ ルドール イール ザリーリシュ:ゼテラ/
→私は隠れている女の子を見つけました。
まず、目的語を主語の位置に移動させます。(移動させるものが代名詞でない場合、「ラキャ」も置きます。)
上の文の目的語は「ルドール イール ザリーリシュ:ゼテラ」です。これを主語の位置に置きます。
次に、主語の位置に移動させたものの前に、前置詞「ロロ」を置きます。(移動させるものが代名詞でない場合、「ロロ」→「ラキャ」→「目的語」という順番になります。)
上の文の場合、「ロロ ラキャ ルドール イール ザリーリシュ:ゼテラ」となります。これが主語の位置に置かれます。
次に、元の文の主語を目的語の位置に移動させます。(元の文の主語が代名詞でなく「ラキャ」が置かれている場合、これを取り外します。)
上の文の主語は「ニャ」です。
そして、これの前に「パラ」を置きます。
上の文だと「パラ ニャ」となります。これを目的語の位置に置きます。
ロロ ラキャ ルドール イール ザリーリシュ:ゼテラ
イーラー メホーホノ パラ ニャ/
→隠れている女の子が私に見つかります。
これで受け身の文が作れました。
さて、ここからは倒置表現について解説していきます。
倒置表現は主に2種類あります。
一つ目に、主語を文末に持ってくる方法です。
主語を文末に持ってくる場合は、本来主語が置かれる位置には反復詞を置きます。このとき、文末に置かれる主語の前にレイグを置きます。また、文末に置かれる主語が代名詞であっても、「ラキャ」を置く必要はありません。
ラキャ ピテラ ダンク ズツーツナ/
→男の子が眠っています。テオーン ダンク ズツーツナ:ピテラ/
→眠っています、男の子が。
一つ目の文が普通の文、二つ目の文が倒置表現を用いた文です。
なお、もし文末改変詞が用いられている場合、文末に持ってきた主語より文末改変詞を後に置きます。このとき、主語と文末改変詞の間にレイグを置きます
テオーン ダンク ズツーツナ:ピテラ:ニアシア/
→眠っているよ、男の子が。
二つ目に、目的語を文頭に持ってくる方法です。
目的語を文頭に持ってくる場合は、本来目的語が置かれる位置には反復詞を置きます。このとき、文頭に置かれる目的語の後にレイグを置きます。
ニャ イール セフーフジャ ヒャパーヅ/
→私はアイスを味わいます。ヒャパーヅ:ニャ イール セフーフジャ テオーン/
→アイスを私は味わいます。
一つ目が普通の文、二つ目が倒置表現を用いた文です。
なお、もし文頭改変詞が用いられている場合、文頭に持ってきた主語より文末改変詞を前に置きます。このとき、文末改変詞と目的語の間にレイグを置きます。
メ:ヒャパーヅ:キャ イール セフーフジャ テオーン/
→アイスをあなたは味わいますか。
これで第8章の第1節は終了です。次回は複合語や反復表現について解説する予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます
新出単語
付/メホーホノ
/見つけている
付/ザリーリシュ/隠れる
名/ゼテラ/女の子
名/ピテラ/男の子
付/ズツーツナ
/眠っている
付/セフーフジャ/味わう
名/ヒャパーヅ/アイス
新出じゃない単語
形・名/ニャ/私・私の
動/イール/…になる
改/ルドール/…た,…いる
前/ロロ/…に
前/パラ/…から
名/ラキャ/何らかのもの
動/ダンク/…である
名/テオーン/それ
改/ニアシア/…よ
改/メ/…か
形・名/キャ
/あなた,あなたの
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